海外に住んでいると、どうしても手に入りにくい食材があります。そんなとき重宝するのが、現地の代替食材! 今日は、日本でも試してみたくなる、びっくりアイデアをご紹介します。
海外でも大人気のラーメンですが、国によっては簡単にラーメンの麺が手に入らないことも。そんなとき重宝するのが、スパゲティに重曹を入れて茹でる方法。嘘のような話ですが、茹でている香りはまさにラーメン! そして、茹であがりはラーメン独特のうすい黄色のもっちりした歯ごたえの麺。
練りごまは中東食材で代用
あると重宝する練りごま。でも、日本食材スーパーでは目玉の飛び出るような値段で売られていることも。そこで代用できるのが、中東食材のタヒニです。大きな瓶に入っているのに、日本の練りごまと比べるとかなり安いので、担々麺や胡麻ドレッシングなどにたっぷり使えます。
たこ焼き生地=小麦粉+じゃがいも
たこ焼きの生地をわざわざ買う必要はありません! 小麦粉にすりおろしたジャガイモを混ぜるだけで、カリッとしたたこ焼きを作ることができます。たこの代わりに、手に入りやすいイカで作ってもなかなか美味。
ごぼうの代わりは3種類!
常備菜の定番きんぴらごぼうですが、海外では手に入りにくい食材です。そこで代用できるのが、根セロリ(セルリアック)、青パパイヤ、そしてアーティチョーク。
特にアーティチョークは、香りも食感もごうぼうそっくりです。ぷっくりした花のほかに、根の皮を剥いてささがき状にしてもOK!
タロイモは里芋に変身
煮物にすると美味しい里芋の代わりには、タロイモを使いましょう。もともとサトイモ科に属するので、ねばりは少し少ないものの、食感も味も里芋と変わりません。ちなみに、ナイジェリアはタロイモの生産量が世界一だそう。アフリカ以外にも、ポリネシアでも食べられているようです。
タラコはIKEAのあの食材!
突然無性に食べたくなるタラコスパゲッティ。そんなときは、IKEAでお馴染みのタラコペーストが大活躍します。そのままでは少し甘いので、お醤油などで調整すると一層本格的です。作り方は簡単! ボールにタラコペーストとバター、お好みで醤油を混ぜ、茹でたパスタを入れるだけ。IKEAは世界38か国で展開されているので、手に入りやすいのもポイントです。
塩鮭は手作りできる!
日本の朝食の定番、塩鮭も海外では手に入れにくいもののひとつ。でも、塩鮭は簡単に手作りできます。生鮭の切り身に、お酒少々をなじませ、岩塩を好みの量すり込みます。キッチンペーパーに包んでラップをしたら、冷蔵庫で一晩から二晩寝かせます。鮭から水分がでるので、途中でキッチンペーパーを取り換えるのをお忘れなく。オーブンかフライパンで焼けば、立派な塩鮭の完成です!
楽なことばかりではない海外生活も、こんな風に現地食材を使って和食に挑戦すると楽しいもの。日本でも代用できそうなものは、ぜひ試してみて下さいね。
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