「見知らぬ異国には自分だけ。友人も恋人もいない。」こんな状況は寂しいと思いますか? それともちょっとワクワクしますか? 「なんとなく孤独そう」というイメージが持たれがちですが、一度やってみるとハマる人も多い一人旅。今回はそんな一人旅が素晴らしい7つの理由をご紹介しましょう。
好きな時に、好きな場所へ行ける
自分の好きな時に旅に出られるのが一人旅の大きな魅力。忙しい日本の社会では友人との休みの調整も簡単なことではありません。行きたい場所が見つかったら、あとは自分のスケジュールを調整するだけ。気になる国や街があれば、どんどん計画してみましょう!
思いっきり自分の世界に浸れる
一人旅ならガイドブックに載っていないような、自分のやりたいことに没頭できます。ふと気になった小さな路地を歩いてみたり、徹底的に地元のカフェを一日中巡ったり、憧れのホテルに一日中こもって読書なんて過ごし方も。アートが好きならば同じ美術館を数日かけて、感性を磨くなんてのもアリです。
「生きる力」が身に付く
ちょっと大げさですが、一人で異国を旅すると生きる力がアップするように思えます。日中でさえ歩くのは危険な場所は数多く、鉄道やバスなどの移動は何かとトラブルはつきもの。一人旅では一つ一つの行動に判断力が必要になります。日本のように水道水を飲んでもお腹を壊さない国は世界的には少なく、体調管理もとても大事。日本ではなかなか使われないスキルが一人旅では発揮されるのです。
新しい友人と出会える
トラブルに気をつければ、素晴らしい出会いも多い一人旅。最近ではAirbnbやカウチサーフィンなど、現地の人々や旅人と交流する場も多くなり、ぜひ積極的に利用したいところ。バックグラウンドが異なっても、同じ目的地に来た旅人は何かしら共通点があり話が盛り上がることも! 旅が終わってもSNSで気軽に連絡を取り合えるのもうれしい時代ですね。
今まで知らなかった価値観の発見
日本を飛び越えれば多くの人々、文化、宗教、生活環境に遭遇するチャンスが確実に広がります。今までの自分の価値観に新しい価値観がプラスされ、人生がもっと豊かになるような引き出しは増えるでしょう。旅先での新しい出会いは自分自身について語る場も多くなり、改めて自分を見つめ直す大切な時間になることも。
コミュニケーションの大切さを実感する
「語学が得意」とイメージされやすい海外一人旅ですが、本当に大切なのは語学よりもコミュニケーション力。道がわからなければどんどん人に聞けばよいし、いざとなったら簡単な単語を並べればなんとかなることも。もちろん最低限の語学力は必要ですが、相手に伝えたい、教えてもらいたいというポジティブな気持ちと笑顔がなによりも大事なのです。
日頃のモノの多さに気づける
旅の荷物を身軽にしていくと、「本当に必要なモノだけがあれば生きていける」と思う人も多いのではないでしょうか? 旅は、多すぎるモノに囲まれた普段の生活を見つめ直すリセットの時間でもあるのです。
日本という国が客観的に見えてくる
安全な水道水、定刻出発が常識の公共交通機関。サービスはとにかく丁寧。そんな便利で生活しやすい日本が世界の標準ではないことは、海外に出てみなければなかなかわかりません。良いところも悪いところも、日本を今までとは違う角度で見えてくるのも旅のおもしろさなのです。
未知の世界で出会ったエピソードや感動は、人生をより豊かにしてくる宝物。行きたい場所と時間があれば、ちょっと旅に出てみませんか?
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