旅行に出掛けるたびに苦労する作業がスーツケースのパッキングだと思います。あれもこれもと詰め込んでいるうちに、閉めようとしたら閉まらなくなった・・・。よくある話ですよね。
そこで今回は、トランクを詰める際の心構えとテクニックをまとめました。
スーツケースのスペースは常に3割空けておく
少し遠い場所へ行こうとすると、不安になってあれこれ持って行きたくなります。しかし、「これどうしようかな? 念のため持っていくか」という荷物は迷わず家に置いて、収納スペースに3割の余裕を残しておくべきだとか。荷物が減ればストレスなく開閉ができますし、重たい荷物を持ち運びしなくて済むというメリットがあります。
旅先で急に荷物が増えても、とりあえずスーツケースの中に一時収納しておけますよね。
スペースを空けた代わりに何かが不足したら、潔く現地で買えばいいのです。海外旅行では外国語を使っての買い物になりますが、悪戦苦闘したりドキドキしたりする経験も旅の醍醐味(だいごみ)。
現地で手に入れた買い物は、レアな土産物にもなります。旅の達人は土産物屋さんではなく、現地のスーパーマーケットに売っている日用品を土産物として持ち帰ると言いますから、現地で買った不足品は逆に貴重品。
手ぶらで海外に飛び立つくらいの勢いで、身軽に旅立ちたいですね。
スーツケースとリュックでは重い荷物を入れる場所が違う
スーツケースのスペースは常に3割空けておくべきだと語りましたが、荷物を詰める場合はどのようなルールを意識すればいいのでしょうか?
基本的にはスーツケースを転がして運ぶとき、
(1)下になる部分に重い荷物を入れ、上になる部分に軽い荷物を詰める
→バランスが取りやすくなる。
(2)スーツケースのふたの側には、シワになったら困るジャケットやシャツを入れる
→シワになりにくい。
(3)Tシャツやタオルは丸めて荷物のすき間を埋めるように詰める
→中で荷物が動かなくなる上に、スペースを効率良く使えるようになる。
ちなみに過去記事『【保存版】足腰楽ちん&取り出し簡単な「バックパック」の詰め方 』でも触れた通り、リュックの場合は重い荷物を下ではなく、背中側の上の方に詰めると背負いやすくなります。併せて参考にしてください。
以上、旅先に持ち込むスーツケースの詰め方に関する心構えとテクニックをまとめましたが、いかがでしたか? 次の旅行では早速実践してみてくださいね。
[旅の荷物の詰め方 – VAN CLUB INTERNATIONAL, INC. ] [All Photo by Shutterstock.com ]
Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(
https://hokuroku.media/ )創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。
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