だんだんと秋も深まり、温泉が恋しくなる季節になってきましたね。「温泉に行きたいけれど、なかなか時間がなくて・・・」という人にオススメなのが、仕事帰りにでも立ち寄れる東京の温泉。今回は、旅館に行かなくても気軽にリフレッシュできる名温泉4つをご紹介します。
【板橋区】前野原温泉 さやの湯処
(C) 前野原温泉 さやの湯処
板橋区の住宅街にある「前野原温泉 さやの湯処」。昭和21年建造の古民家を再生した建物は、和の風情が漂います。昭和の庭を再現したという枯山水の庭園は、東京にあるとは思えないほどの静かな空間。
地下1500mから湧き出る源泉掛け流しの湯を堪能できる露天風呂をはじめ、男女各14種類のお風呂が揃います。
身体の厚み半分くらいの浅いお湯に寝転ぶスタイルの「寝転び湯」。緑に囲まれた趣あるお風呂で、ゆっくりと空を見上げながら寛ぐひと時は最高の贅沢ですね。お食事処「柿天舎」では国産そば粉を100%使用したこだわりのお蕎麦もいただけますよ。
【練馬区】天然温泉 久松湯
(C) 天然温泉 久松湯
練馬区桜台の閑静な住宅街に佇む「天然温泉 久松湯」。2014年にオープンしたばかりの新しい温泉です。白を基調としたスタイリッシュな外観はまるで美術館のよう!
(C) 天然温泉 久松湯
木の温もりとモダンなデザインが調和された、アート感あふれるエントランス。
(C) 天然温泉 久松湯
(C) 天然温泉 久松湯
地下1500mから汲み上げた良質な湯を堪能できる天然温泉。驚くべきは、複数のアーティストが集まるクリエイティブ集団「アトリエオモヤ」が手がけたプロジェクションマッピング。壁面に映し出される光の演出を見ながら、温かい温泉に入るという粋なひと時を楽しめますよ。
[天然温泉 久松湯]
【品川区】武蔵小山温泉 清水湯
(C) 武蔵小山温泉 清水湯
武蔵小山の商店街近くにある「武蔵小山温泉 清水湯」。地下200m、100~200万年前の地層から湧き出る黒湯温泉と、地下1500mから湧出される黄金の湯の2種類の温泉を堪能できます。
(C) 武蔵小山温泉 清水湯
東京の黒湯の中でもきめが細かく、澄んだ濃い目の琥珀色の上質の温泉。保湿・保温効果に優れているので、これからの季節はうれしいですね。
(C) 武蔵小山温泉 清水湯
ヨード成分が豊富な黄金の湯。うがい薬のイソジンにも使われているヨード。切り傷や擦り傷などを治癒する効果も期待できるとか。大深度温泉でもあり療養泉にも認定されているそうです。
【大田区】久松温泉
(C) facebook/久松温泉
東急池上線池上駅近くにある、昭和30年開業の「久松温泉」。50年以上枯れることなく沸き出している天然温泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)が評判の温泉です。
(C) facebook/久松温泉
昭和レトロな懐かしい浴室。ほっとした気持ちになりそうな雰囲気です。
(C) facebook/久松温泉
濃い色が特徴の、地下200mから湧き出る久松温泉の黒湯。ミネラルが豊富な鉱泉で肌がスベスベになることから「美人の湯」とも呼ばれているようです。
[久松温泉]
ふと思い立った時に気軽に行ける東京の温泉。ストレスがたまった時、ちょっと仕事で疲れてしまった時は、ゆったりと温泉に入って癒されてみてはいかがでしょうか?