最近ますます機能が充実し、私たちの旅にスマホはもう手放せませんよね。
ですが、そんな便利なスマホを万が一外出中に水に落としてしまった時が大変です。電子チケットや地図、SNS、インターネットやメールの確認まであらゆることができず、重要なデータもなくなってしまい、最高に楽しい旅が一気に最悪な旅に変わってしまうことも・・・。
そこで今回は、そんな緊急事態時に備えて、もしスマホが水没してしまった時に知っておきたい応急処置の仕方をご紹介します。自分は大丈夫! と思わずもしもの時のためにぜひ参考にしてみてくださいね。
スマホが水没!そんな時にまずやること(1):すぐに取り出す

まずは何を差し置いても、すぐにスマホを水の中から取り出しましょう。1秒でも早く取り出すことができるか、この差が勝負の分かれ目でもあります。
取り出した後はすぐに電源をオフにしましょう。もし画面が動かないようであれば再起動の操作をしてください。もし再起動の方法を知らない場合は事前に確認を(例えばiPhoneの場合はホームボタンと電源ボタンを同時に10秒間押します)。
水没時に電源がオフになっていた場合は、ショートする可能性があるため、そのまま電源を入れない状態にしておいてください。
スマホが水没!そんな時にまずやること(2):バッテリーとSIMカードを取り外す
バッテリーなどに水が侵入しショートするのを防ぐためにスマホから取り外します。またSIMカードも取り外しましょう。SIMカードさえ生きていればデータが全て消えた最悪の場合でも自身の電話番号だけは残せます。
iPhoneの場合はAndroidと違ってバッテリーが取り外せず、SIMカードも特別なクリップが必要になってきますので注意が必要です。
スマホが水没!そんな時にまずやること(3):水道水ですすぐ

もし汚い水にスマホが水没してしまった場合は、水以外の不純物がスマホの中に入ってしまっているので水道水などのきれいな水ですすぎます。スマホを水に入れてしまってもいいの? と思うかもしれませんが、すでに濡れているので同じこと。汚い水がスマホの中にある方が問題なのです。
スマホが水没!そんな時にまずやること(4):乾燥させる
隅々までタオルやキッチンペーパーなどを使って水を拭き取り乾燥させましょう。
イヤホンジャックなどから水が入ってしまう場合もありますので入念に拭き取る必要があります。
また乾燥の際、ドライヤーを使いたくなってしまいますが、実はドライヤーは厳禁。ドライヤーはあくまでも髪の毛を乾かすために設計されており、スマホなどの精密機械にドライヤーの熱風をあててしまうと、故障の原因となってしまいます。
急いで乾燥させるためには、せめてドライヤーの冷風や扇風機、その他に息を吹きかけるなども有効です。
スマホが水没!そんな時にまずやること(5):さらに乾燥するまで待つ

乾燥させた後はさらに乾燥剤などを用意して容器の中で長時間乾燥させて待ちましょう。とにかくスマホの中を乾燥させることが大切で、少し時間が経ったから大丈夫かな? とうかつに電源を入れてはいけません。内部の水分を完全に取り除くためには、3日間ほど放置して乾燥させる必要があります。
スマホが水没!そんな時にまずやること(6):電源を入れる
そして完全に乾燥ができたと思ったらいよいよ電源をオンにしてみましょう。奇跡的に復活するかしないか・・・後は運任せです!
いかがでしたでしょうか。思いがけずスマホを水没してしまうことは誰でも起こりうること。そしてできるだけ、普段からデータのバックアップを心がけておいてくださいね!
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