本日12月17日にオープンする地方の魅力が体験できる商業施設「まるごとにっぽん」。オープン前に実施された報道関係者向けの内覧会に参加してきたので、その様子をご紹介したいと思います。
毎年2800万人の観光客で賑わい、伝統文化が根付く浅草にオープンする「まるごとにっぽん」。“風土巡礼”をテーマにした、地方の魅力を体験できる商業施設で、全4フロアに50店舗が出店。約8割が東京初進出とあり、これまで地方に行かなければ出会えなかったグルメや逸品に出会えるのも、まるごとにっぽんの魅力なんです。
1階/にっぽん食市場「楽市」
全国から22店舗の地方色豊かな食品が並ぶ「地産セレクトグルメフロア」。まるで旅をしているような気分で楽しめますよ。
全国各地の旬の野菜や果物を販売する「浅草農園」。
しぼってそのままのピュアなはちみつを扱う専門店「完熟屋」。みかん畑で養蜂した非過熱の天然はちみつを販売。後味に感じるやさしい花の香りが特徴です。
スマイル&スウィーツ/愛媛県
(C)Aya Yamaguchi
ソラマメやむらさき芋など自然派ジェラートとナチュラルジュースのお店。産地直送のジュース(500円)は、なんと蛇口をひねれば出てくるユニークな演出! 数種類のジュースを試飲して、お気に入りのものを購入することができますよ。
「はるか」や「きたあかり」などのじゃがいもを使用した、素材にこだわったコロッケ店。パン屋さんが作るコロッケなので、北海道産小麦粉を使用したパン粉のサクサク感が楽しめます。オリジナルの滝川ソース(680円)も販売。
島根県産和牛と出雲産コシヒカリを使った、「島根和牛ご縁ライスバーガー」(500円)などを販売する「絆屋」。
柔らかい牛肉とモチモチのお米が絶妙なコンビネーション! イートインコーナーもあるので気軽に味わえますよ。
1500品以上の地方の食材や調味料がそろう「まるごとにっぽん 蔵」。
元蔵人のバイヤーがセレクトしたという約300種の日本酒、国産ワインや焼酎の種類には圧巻!
2階/くらしの道具街「和来」
伝統技術や風土が息づく、地方発の生活用品・雑貨をセレクト。職人の丁寧な手仕事を見て楽しめるフロア。
秋田、茨城、東京下町の革職人が作るバッグが揃う「袋物次郎」。伝統的な革職人の技術に、モダンなデザインやカラーをミックスさせた遊びゴコロある雰囲気。
400年以上の伝統を持つ「萩焼」や、北欧テイストをを取り入れた竹製家具を扱います。
地元の漁師さんが掲げる「大漁旗」の生地を使ったグッズも販売。全国ではここでしか手に入らない貴重な商品だそう。
明治25年創業の素材や機能にこだわった「はきもの」のお店。オリジナルに開発された遠赤効果や消臭効果もあるルームシューズを販売。
“もっとここちよく” をコンセプトしたルームシューズ。お気に入りのデザインを選んで、リラックスタイムを楽しみたいですね。
築地市場にある国産の料理道具のお店。プロ用から家庭向きのものまで、幅広く取りそろえています。伝統的な日本の調理道具は見ているだけでも楽しくなりそうです。
長野県の職人が作る木工製品のお店「信州木工館」。伝統を重んじながらも現代の生活に調和するようなアイテムをセレクト。
大阪府堺市発の和カフェ「茶寮 つぼ市製茶本舗」。都市の中にある山の住まいを意味する「市中の山居」をコンセプトにした店内は、落ち着いた和の風情たっぷり。
和菓子付きのお抹茶。香り豊かでまろやかな味わいです。
3階/たいけん広場「浅草にっぽん区」
全国の市町村が集まる「おすすめふるさと」など、地方の魅力を体験できるフロア。
全国から集まった20市町村のPRスペース「おすすめふるさと」。まだ知られていない貴重な商品を展示・販売しています。
東京のデパートではなかなかお目にかかれない日本酒も。浅草にいながら、地方の素晴らしいモノを知れるのも魅力。
さまざまな賞別に紹介される全国のタウン誌や、フリーペーパーの展示も。地域に密着した個性あふれる情報を手に入れることができますよ。
地域独自の食材などを使用した、さまざまな郷土料理を作る料理教室「おいしいのつくりかた」。体験レッスンや単発レッスンもあり、気軽に参加できそうです。
4階/ふるさと食堂街 縁道
風土に根付いたグルメを堪能できるレストランが4店舗が集まるフロア。「チャーリーズベジタブル」では四国・愛媛を中心とした約30種類以上の野菜や季節のスープをビュッフェスタイルで楽しめます。
「真の地方創生の拠点」を目指すというコンセプトをも持つ浅草の新名所「まるごとにっぽん」。雨の日でも丸一日楽しめる、地方の魅力がたっぷりつまった施設です。日本の魅力を再発見できる浅草の新名所、ちょっと気になりますよね。
[まるごとにっぽん]
[Photos by Nao]