現地ガイド伝授!クアラルンプールで買いたい、マレーシアの定番お土産3選

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jan 9th, 2016

外国に行ったとき、何のお土産を買うか意外に迷いますよね? 筆者は地元のスーパーに入って、その国で普通に使われている調味料など買って配りますが、そうした贈り物は人によっては喜ばれないリスキーな側面も・・・。

そこで今回はマレーシアに仕事で訪れたとき、地元の通訳ガイドに教えてもらった定番のギフトを3つ紹介します。

定番のホワイトコーヒー

クアラルンプールで買いたい!マレーシア観光の定番お土産3選

最初の定番お土産は、マレーシア北部のぺラ州イポー市周辺で誕生したホワイトコーヒー。もともと同地はイギリスの植民地時代にすずの産出で大いににぎわいました。英国の企業も多数入ってきて、コーヒーも盛んに飲まれたそう。

しかし、同地で英国人にコーヒーを出す商売をしていた、中国の海南島からやってきた移民たちは、苦くて酸味の強いコーヒーをおいしくないと感じていたとか。

クアラルンプールで買いたい!マレーシア観光の定番お土産3選

そこでブレンドを行ったり、ローストの方法を変えてみたりして、苦みも酸味も弱いまろやかなアジア人向けのコーヒーを作り出します。そのコーヒーをホワイトコーヒーと呼ぶそう。

現地で実際に飲みましたが、確かに苦みも酸味も少ない印象。2010年に上海で行われた万博では、マレーシアのパビリオンでホワイトコーヒーが出されたそう。ガイドの方も真っ先に教えてくれたお土産ですので、要チェックですね。

マレーシアお土産の新定番!? なまこ石けん

クアラルンプールで買いたい!マレーシア観光の定番お土産3選

次はなまこ石けん。クアラルンプールなどにある大きなお土産屋に行くと、「なまこせっけん」「なまこせっけん」と日本語で売り子たちが声を掛けてきます。もちろん、筆者を日本人と思って日本語で呼びかけてきているよう。

クアラルンプールで買いたい!マレーシア観光の定番お土産3選

なまこ石けんは1個20リンギットほど。日本円にして600円ほどです。ベースとなるなまこは、マレーシアの最北端ペルリス州のランカウイ島産。煮込んでつぶしてオイルをとり、オリーブオイル、ココナッツオイル、ココアバター、ハーブのエキスなどと一緒に石けんにしているそうです。

顔にも体にも使えるとの話ですが、日本で市販されている石けんの感覚で使うと、泡立ちが十分ではありません。洗顔に使う場合は、泡立てネットが不可欠ですね。

アジアでもトップクラスのクオリティーがあるボー・ティー

クアラルンプールで買いたい!マレーシア観光の定番お土産3選

最後は紅茶です。首都のクアラルンプールから少し北上したキャメロンハイランドという高地で栽培される紅茶がおすすめだと、現地ガイドが教えてくれました。

クアラルンプールで買いたい!マレーシア観光の定番お土産3選

感覚としては日本の軽井沢。インドで言えばダージリンのような避暑地です。赤道付近の南国でありながら高地にあるため、朝晩の寒暖差が激しい土地。その寒暖差がおいしい紅茶を作ってくれるとか。

中でも「これが一番のおすすめです」と、店主に強くすすめられた茶葉は、最高級ブランドのボー・ティーでした。インドの東部が原産と言われる、紅茶作りに極めて適したアッサム種の茶葉。「コーヒーは苦手だけど紅茶は好き」という人には、ボー・ティーを選んでみては?

クアラルンプールで買いたい!マレーシア観光の定番お土産3選

最後に、現地ガイドが教えてくれた“裏定番お土産”として「LINGHAM’S SOS CILI」もおすすめ。チリソースですね。何本か買って袋に入れて持ち運んでいると、瓶を見たマレーシア人は決まって「これはうまい」と太鼓判を押してくれました。現地のスーパーに立ち寄るタイミングがあれば、チェックしてみてくださいね。

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[All photos by Masayoshi Sakamoto]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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