(C) facebook/江差旅庭 群来
海外では馴染みの深い「オールインクルーシブ」をご存知でしょうか? じつは日本のホテルや旅館にもジワジワと浸透しつつあるようです。
「オールインクルーシブ」とは、宿泊料金以外に食事やドリンク代、プールやリラクゼーション施設の利用料金、マリンスポーツなどのアクティビティ料金などが含まれている宿泊プランのこと。今回はそんなお得感のある「オールインクルーシブ」のホテルや旅館をご紹介していきます。
アロママッサージ45分の料金も込み! 庭園露天風呂付客室に1泊37000円~、伊東『緑涌』
(C) 伊東 緑涌
旅行で移動すると、思った以上に疲れるものです。そんなとき、エステやマッサージを受けられたらいいのに、と思いつつも、料金が気になって結局、受けずじまいだった、なんてことがあります。
(C) 伊東 緑涌
しかし、伊東にある『緑涌』なら、アロママッサージ45分がついて1泊1名37000円~! お部屋は庭園と露天風呂までついていて、滞在中の飲物、客室冷蔵庫、市内観光地への送迎も無料です。食事も部屋食で完全なプライベート空間を満喫できるのも魅力。日頃、頑張っている自分へのプレゼントに泊まりたい旅館でしょう。
[伊東 緑涌]
飲み物がオールフリーで1泊2食付き38000円~! 全7室しかない高級旅館『江差旅庭 群来』
(C) 江差旅庭 群来
こちらは北海道の檜山郡にある高級旅館『江差旅庭 群来』。気鋭の建築家、中山眞琴氏が設計した、全7室の独立分離型のモダンな客室が魅力の旅館です。各部屋にはデッキテラスがあり、大きな窓からは国際的に活躍中の彫刻家、安田侃氏による彫刻作品を島に見立て、海をモチーフにした石を敷きつめた庭を眺めることができます。また、執事からおもてなしを受けることができる、珍しい旅館でもあります。
(C) facebook/江差旅庭 群来
このような高級旅館に宿泊するとなると、宿泊料だけで1名あたり4、5万円はくだらない印象ですが、『江差旅庭 群来』では、食事時(朝・夕)のドリンク、バーの料金、客室冷蔵庫の飲み物がアルコールを含みオールフリーで、3名1室で1泊38000円とお得感があります。
(C) facebook/江差旅庭 群来
飲み物は、地元や北海道産のワイン日本酒・焼酎も揃っていて、地元でとれた旬の食材と一緒にお酒を思う存分、楽しむことができそうですね。お酒を飲みすぎて、別会計になっているドリンク代が怖い・・・といったこともなく安心。
[江差旅庭 群来]
リラクゼーションやネイルまで込みで20000円~、女性専用の宿『姫宿 花かざし』
(C) facebook/姫宿 花かざし
滞在先にあったらうれしいのが、リラクゼーションやネイルケア。なくて困ることはありませんが、あるに越したことはありませんよね。三河湾を一望できる女性専用の宿『姫宿 花かざし』は、そんなリラクゼーションとネイルケアをはじめ、近隣観光ツアーなどの日替わりの「体験アクティビティー」、ナイトバーの利用料、館内のドリンクがすべてフリー!
(C) facebook/姫宿 花かざし
しかも、こちらの旅館は2016年3月3日にオープンしたばかり。『姫宿 花かざし』オープン記念特別【モニター】プランとして、3月31日まで限定で滞在中の様子や感想をfacebook、twitter、Instagram いずれかの公開アカウントに投稿すれば、1名1泊20000円で宿泊できます。この機会に、ぜひ訪れて「オールインクルーシブ」の魅力を体感したいですね。
[姫宿 花かざし]
図書室、瞑想空間、シアタールームなどの使用込みで19500円~! のんびりと寛げる『セトレ ハイランドヴィラ』
旅行にいく動機は人それぞれですが、日常から離れとことんリラックスしたい人におすすめなのが、姫路市にある『セトレ ハイランドヴィラ』。こちらに宿泊すると、クラブラウンジでの飲み物とお菓子、お気に入りのDVDを持ち込めるシアタールーム使用料、700冊以上の書籍が揃う図書館、瞑想ルーム、ヒーリングテラス、展望浴場がすべて無料で使用できます。
しかも、朝夕の食事つきでこの価格はお得ですよね。究極にリラックスして、自分と向き合いたいとき、ぜひ訪れたいホテルでしょう。
家族4人で1泊80000円! 好きなだけ食べて、飲んで、遊べる『クラブメッド北海道』
(C) facebook/ClubMed
『クラブメッド北海道』は、45日前に申し込めば、早割が適用され、1泊の旅行代金が家族4人で8万円! 宿泊費、食事(3食)、ドリンク(アルコールを含む)、リフト券、スキースクールまで含まれて、家族4人でこの宿泊価格はかなりお得ですね。ひとりあたり1泊2万円しかからない計算になります。
(C) facebook/ClubMed
さらに7泊以上連泊すると、2日間分の割引が適応されます。通常の旅行であれば、ホテルの宿泊料以外にもアクティビティ代、食事代などを別途用意していかないといけませんが、オールインクルーシブならその心配は不要! いちいちお金を払う手間も省けて、心ゆくまでホテルでの滞在を楽しめそうですね。
この先、日本にももっともっと「オールインクルーシブ」が根付いてくれるといいな、と思っています。そうすれば、より気軽に旅行を楽しめるようになりそうですよね。