ダイエットと片付けには意外な関係があるのだとか。引っ越しや新生活のスタートとなる春は、絶好のお片付けシーズン。この機会に「お片付けダイエット」にチャレンジしてみませんか。
散らかった部屋にいると心と体に悪影響が
イギリスの断捨離研究家、カレン・キングストンの研究によると、片付けができない人は肥満になる傾向があるそうです。
物が散らかっている部屋にいると、ストレスホルモンが分泌され、ちょっとしたことでイライラ、ムカムカしてしまいやすくなります。さらにこのストレスホルモンには、血糖値の上昇や、食欲増進、脂肪を増やす作用もあり、隠れた肥満の原因となっているのです。
ストレスを発散するために暴飲暴食に走ってしまう・・・という経験はよくあると思います。その原因が「何らかの出来事」である場合、ストレスはあくまで一過性のものにすぎません。しかし、もしも「散らかった部屋」が原因である場合、ストレスは慢性的なものとなり、毎日ストレスホルモンが分泌され続けることになってしまいます。
せっかくダイエットしてもすぐリバウンドしてしまう、だらだら食いがやめられない、などに当てはまる人は、もしかすると「片付けられないこと」がダイエットの妨げになっているかもしれません。
お片付けダイエットのコツはたった3つだけ!
部屋をすっきり片付けて、しかもそれがダイエットに繋がるのなら、まさに一石二鳥というもの。これは試してみる価値ありです。
片付けが苦手、片付けが嫌い、片付けてもすぐに元に戻ってしまうという人は、これまでの習慣を見つめ直し、片付けの方法や、ものとの付き合い方を改めて考えてみましょう。以下に紹介する3つのコツを意識すると、片付けがぐんと楽にできるようになりますよ。
1.捨てる&買わない
ものがたくさんあると、それだけ片付けも大変に。思い切っていらないものは処分する、必要最低限のものだけ買う、を徹底しましょう。
2.あげる&もらわない
捨てることに抵抗を感じる人は、人にあげることでものを手放すことができます。反対に、気軽にもらわないことも大切。本当に必要と思うものだけをいただくようにしましょう。
3.その都度片付ける
片付けを「後でする」は禁物。「後で」を溜め込んでしまうと、片付けなければならないものの量が増えて作業が大変になり、面倒くささも倍に膨らみます。使ったらすぐ元の場所に戻す、気づいたらすぐ手を動かす、この積み重ねで、いつもキレイな状態を保つことができます。
片付け習慣を手に入れて、部屋も体もすっきりできるといいですね。
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