(C) 奄美大島探検マップ
成田から飛行機で約2時間半・・・そこには南国が待っています。奄美大島は、バニラエアが成田~奄美大島間を就航してから、さらに身近な島になりました。片道5980円という破格のチケットも! 今回はそんな奄美大島の海の魅力をたっぷりとご紹介します。
まるで南国のリゾート地のよう、穏やかなスカイブルーの海が眺められる「土盛海岸」
(C) 奄美大島探検マップ
奄美大島に到着してすぐに訪れたいのが「土盛海岸」。空港からあやまる岬に向かう途中にある海岸です。足元に広がる白い砂浜、見渡す限りスカイブルーの海に思わずため息がこぼれてしまいます。
(C) 奄美大島探検マップ
北向きの海岸ということで、夏場は波が静かだそう。こんな穏やかなスカイブルーの海を眺めていると、心が洗われますよね。モクモクとした夏の入道雲とブルーの海のコントラストがまた乙です。
恋の成就を願いたくなる!自然がつくり出すハートロック
(C) 奄美大島探検マップ
奄美大島の北部にある龍郷町の赤尾木の東海岸(ビラビーチ)には、潮が引くとハートロックと言われるハート型の潮だまりが姿を現します。この海岸にはいくつかの岩場がありますが、森を抜けて2つ目の岩場がハートロックです。自然がつくり出すハート型の芸術。見事ですよね。思わず恋の成就を願いたくなってしまいます。
宇宙人の軌跡か!?奄美大島でしか見られないミステリーサークルがある
(C) マリンステイション奄美
穏やかな大島海峡の海底には、じつは世界でも例を見ないミステリーサークルがあります。じつは、このミステリーサークルを作り出したのは、宇宙人ではなく、フグ!
「アマミホシゾラフグ」という新種のフグで、いまのところ奄美大島でしか発見されていないそうです。このフグのオスがメスを呼び込み、メスに卵を産んでもらう場所を作るのですが、それがミステリーサークルの形状になります。まさに自然の神秘ですね。
ただ、こちらのミステリーサークルは水深12M以上のところにあり、ダイビングライセンスを持っていないと潜れません。
「マリンステイション奄美」では、ライセンス取得講習も行っているので、この機会にダイビングのライセンスを取得しておくのもいいでしょう。
いまにも降ってきそうな星空が見られる、サーフスポットしても有名な「手広海岸」
(C) 奄美大島探検マップ
南風の影響で台風がくると、一番に荒れる「手広海岸」。最高の波が楽しめるサーフィンのメジャースポットでもあるそうです。
しかし、この海岸の魅力はそれだけではありません。夏の夜には美しく星々が輝く天の川を眺めることもできるのです。いまにも星が降り注いできそうな満天の星空が最高にロマンチック!
太平洋と東シナ海、同時に二つの海が見えてしまう絶景スポット
(C) 奄美大島探検マップ
奄美大島の北部、赤尾木集落の東の海から西の海へは徒歩10分もかからない場所に、島がもっとも細くなっていて、同時に二つの海が見える高台があります。右の海が太平洋で、左の海が東シナ海です。
美しい二つの海を眼下に見下ろすことができるなんて、なんだか嬉しくなってしまいますよね。
緑色に輝くグリーンフラッシュが見えるかも!?奄美大島を訪れたら絶対に見たいサンセット
(C) 奄美大島探検マップ
笠利湾の中にある赤木名からは、夏の間は目の前で沈んでいく夕日を眺めることができます。
赤木名の海岸線に出ると蒲生崎までの道路沿いのいたるところから夕日を眺めることができるそうなので、奄美大島を訪れたらドライブついでに、ぜひこの夕日を眺めたいですよね。水平線がクリアな日には、夕日が沈む最後に、緑色に輝くグリーンフラッシュが見えることもあるとか!
(C) 奄美大島探検マップ
このように多彩な顔を持つ「奄美大島の海」は、旅人の心をくすぐります。都内からの週末旅行も十分可能になり、ますます身近な南国となった奄美大島・・・ぜひ一度は訪れたいものですね。