
世界から海外旅行客を惹きつける日本の魅力のひとつには、日本の神社や寺院がありますね。私たちも七五三、初詣、受験合格祈願などで訪れ、小さい頃から馴染み深いものです。日本にある神社の数は約81,000社(2016年集計)、寺院数は約77,000寺(2016年集計)と言われています。あなたが想像したより多かったと思いませんか。
エアトリは、10代~70代の男女883名を対象に「平成最後の年越し・初詣」に関する調査を実施しました。その中で、「死ぬまでに行きたい日本の寺・神社」に関する調査結果が出ています。数多くある中で、皆が憧れる神社と寺院はどこでしょうか。あなたが行ってみたいと思っている神社・寺院と同じかもしれませんね。ランキングの中でも抜きん出たトップ3を見てみましょう。
第3位 伊勢神宮(三重県)

死ぬまでに行ってみたい寺院・神社の第3位は、伊勢神宮(三重県)でした。2000年の歴史を誇り、平清盛、足利義満、織田信長など歴史上の人物も参拝しています。江戸時代には「お伊勢参り」と庶民に憧れられた旅先でした。広大な森の静謐な空気、五十鈴川の清らかさも加え、「神様がいらっしゃる特別な場所」という思いをひしひしと感じさせてくれます。
【伊勢神宮】手水と参拝の作法 ISE-JINGU/伊勢神宮 公式チャンネル (ISE-JINGU)
伊勢神宮
住所:〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1
電話:0596 -24-1111
参拝時間:1月・2月・3月・4月・9月 午前5時~午後6時、5月・6月・7月・8月 午前5時~午後7時、10月・11月・12月 午前5時~午後5時
website: http://www.isejingu.or.jp
第2位 出雲大社(島根県)

出雲(島根県)が神話の国として知られるのは、出雲大社の存在があるからこそ。世界遺産に指定されています。現在は縁結びの神様として、結婚や恋愛成就を願う女性に人気がありますね。本殿を参拝するには、俗世で穢れている身を清める必要があります。
1.入り口の勢溜(せいだまり)鳥居を過ぎた先の祓社(はらえのやしろ)には4人の神様が祀られており、参拝者の罪や穢(けが)れを落とす場所。
2.手水舎で手と口を清め、さらに穢れをサッパリ落として、御本殿で参拝しましょう。
3.参拝するときには清らかさを表す白いものを身につける(下着やハンカチでも可)と良いとも言われます。
第1位 霧島神宮(鹿児島県)

霧島神宮は天孫降臨の地で、瓊瓊杵命(ににぎのみこと)が御祭神。伊勢神宮の御祭神天照大御神(あまてらすおおみかみ 皇室の御祖先で、太陽にたとえられる)の天孫(まご)にあたります。慶応2年3月寺田屋事件で負傷した坂本龍馬は、西郷隆盛らのすすめで、妻お龍と塩浸温泉で傷を癒し霧島神宮を参拝。龍馬夫妻の霧島旅行が、日本初の新婚旅行と言われます。2018年に大河ドラマ「西郷どん」で鹿児島が舞台になったことも、人気上昇の理由のひとつでしょう。
死ぬまでに行きたい日本の寺・神社

(C) At Press
トップ3は第4位以下を引き離して圧倒的でした。パワースポットや坂本龍馬の参拝で有名な鹿児島県の「霧島神宮」(130票)が第1位。第2位と第3位には「今まで行った中で最も良かった寺・神社」を聞いた調査で第1・第2位となった島根県の「出雲大社」(113票)、三重県の「伊勢神宮」(106票)。行ってみて感動したので、もう一度行きたいと思っている人が多いのでしょう。第4位は、広島県の厳島神社(60票)でした。
アンケート結果は、あなたの行きたい神社・寺院と同じでしたか。死ぬまでと言わず、2019年にもぜひ実現させたいものです。
参考
[死ぬまでに行きたい寺・神社1位は鹿児島県「霧島神宮」 約4割が初詣に毎年行かないことが判明 一緒に初詣に行きたい芸能人1位は「明石家さんま」と「渡辺直美」~エアトリが「平成最後の年越し・初詣」に関する調査を実施~]
[文化庁ウェブサイト 宗教統計調査]
[寺院数 都道府県別統計とランキングで見る県民性(2016年)]
[神社数 都道府県別統計とランキングで見る県民性(2016年)]
[Photos by shutterstock]
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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