パエリアって一見ハードル高いですよね。まずパエリア鍋が必要だし、魚介などの味つけやお米の炊き方も難しそう。でも、もし作れちゃったらホームパーティーなどでも喜ばれそう! そこで、今回はパエリアをフライパンで作ってみました! さらに、味に3段階の変化をつけてご紹介いたします!
フライパンでつくる玄米パエリア
今回は食感の残る玄米をチョイス。白米だと炊き方を失敗すると柔らかくなりすぎてベチャベチャになってしまうこともありますが、もともと固めな玄米はパエリア向き。魚介などのうまみをたっぷり吸い込んでも、しっかりとした食感があります。
今回はフライパンを2つ使いましたが、もし面倒であれば、7の行程をメインのフライパンで先に調理してしまい、お皿に移しておくという方法も良いかも。
玄米 一合半 ※白米でも可
水 大体400ml ※炊いている時に固ければ追加で足してください
たまねぎ 1/2個
えび 適量 ※今回の取材はむきえび90g
あさり 130g〜150g
パプリカ 1/4個 ※お好みで
ミニトマト 4〜5個 ※フレッシュトマトジュースでも可。その場合は大体40ml〜50ml
ニンニク 一片
オリーブオイルorサラダ油 大さじ4
白ワイン 適量
レモン汁 適量
塩 少々
パセリ 少々
レシピ
1. 玄米は浸水しておきます(最短でも4時間ほど)
2. あさりは砂抜きをしておきます
3. タマネギとパプリカとニンニクはみじん切りにしておきます
4. フライパンにオリーブオイルorサラダ油を大さじ2をひいて、ニンニクを入れます
5. 香りが出たらタマネギを入れ、しんなりするまで炒めます
6. 5に水と玄米を入れます。蓋をして25分〜30分ほど炊きます(その間、蓋をあけて木べらでかき混ぜてください。水分がなくなって玄米が食べられるくらい柔らかくなったら完了)
7. 別のフライパンを用意してオリーブオイルorサラダ油大さじ2をひきます。そこに、あさりを入れ白ワインをまわし入れます。あさりの蓋があいたら、エビ、みじん切りにしたパプリカ、ミニトマト(トマトジュース)を入れ、魚介に火が通ったら火を止め塩を少々ふります
8. 6が炊けたらそこに7を入れ、2,3分蓋をして中火にかけます
9. 水分が飛んだらレモン汁をかけできあがり
とろけるチーズをかけて、チーズ玄米パエリアに変身!
上記パエリアにとろけるチーズをプラスしたらチーズパエリアとしても楽しめます。最初からチーズ玄米パエリアで楽しみたい場合は、レシピ8の行程の際に、とろけるチーズを入れるましょう。もし食べている途中でチーズをプラスしたくなったらお皿に別途取り分けてオーブンかレンジでチーズがトロトロに溶けるまでチンを。プラスワンでイタリアン風に大変身します。
もやし肉味噌を盛りつけてピリ辛韓国風!?に変身!
まだまだ変身させたい方には、こちらのピリ辛レシピをご紹介。パエリアの上にもやし肉味噌をトッピングすればたちまち韓国風に大変身。ビビンバに近いお味でしょうか。濃厚でおいしいです。
豚ひき肉 50g
もやし 70g
豆板醤 小さじ1
醤油 大さじ2
ごま油 大さじ2
料理酒 大さじ1
お湯 もやしをゆでるくらいの量
レシピ
1. フライパンにごま油をひいて、豚ひき肉を炒めます
2. お肉に赤みがなくなったら料理酒を入れアルコールが飛ぶまで炒めます
3. 別の鍋にお湯を沸かしもやしを約1分30分ほど茹でます
4. ボールに2と3を入れ、豆板醤、醤油を入れ混ぜ合わせてできあがり
思いつきでたまごをプラス。チャーハンみたいにおいしかったです。
大きめのフライパンでドドドンとパエリアをつくったら、食べながら味を変えて行くのも楽しいかもしれません。その時の気分によっていろんな味にかわるおうちパエリア、おススメです。
[All photos by 京田未歩]