日本から週末旅行でいける国のひとつとして人気な台湾は、じつは絶景スポットの宝庫。今回は、そんな台湾に行ったらぜひ訪れたい、まだあまり知られていない絶景スポットを3つご紹介します。これまでとは一味違った台湾の魅力を発見できるかもしれませんよ。
台湾にも鏡張りの絶景があった!まるでウユニ塩湖のような「高美湿地」
旅人ならば、一生に一度は訪れたいボリビアのウユニ塩湖ですが、台湾にもアジア版のウユニ塩湖と言われている「高美湿地」があります。バードウォッチングの名所として、知られるこの湿地帯では、ウユニ塩湖同様に鏡張りの絶景を見ることができるのです。

この湿地帯には、サンセットの時間帯に訪れたいところ。夕日が湖面に映え、一度見たら忘れられない光景となるはずです。
この地は、まだほとんど人の手が及んでいないため、珍しいカリやカモなどの渡り鳥に出会える可能性も! ベストシーズンは3月から10月とのこと。

「高美湿地」へ行くには、「台北駅」からだと、鉄道に乗って「清水駅」で下車。そこから高美湿地行きの巨業客運バスに乗り換え、「高美湿地バス停」で下車します。台北からだと台中にある「高美湿地」へは、1日がかりの旅になりそうですが、行く価値は十分にありそうです。
[高美湿地]
トンネルの中なのに滝のように水が上から流れてくる「水濂洞」

こちらは太魯閣国家公園の渓谷にある「水濂洞」。“洞”という文字が入っているので、洞窟なのかと思いきや、じつは人工的なトンネル。トンネルに入ると、上からまるで滝のように水が流れ落ちてきて、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
ただ、この洞窟へ向かう途中の道が崖崩れによって、たびたび閉鎖されてしまうそうで、この光景を見れるかどうかは運次第になるかもしれません。
トンネルまでは約1時間半、トレッキングする必要がありますが、うれしいことに軽装で簡単に行くことができるそう。でもトンネル内はウォーターカーテン状態になっていますので、濡れても良い服装(カッパ)をして、サンダルと登山用ライトを忘れずに持っていきましょう。
1日かけて渓谷のトレッキングを楽しみたいのなら、便利な「Taroko Lodge」に宿泊するのも良さそうです。
この幻想的なトンネルへの行き方は、「台北駅」から鉄道に乗り「台中駅」で下車、「梨山」行きの豊原客運バスに乗り換え、「梨山バス停」で下車します。
一見の価値アリ! 島にかかるアーチ型の橋が美しすぎる「三仙台」
こちらは島にかかったアーチ型の橋のある絶景です。夕日×橋のコラボレーションがなんとも美しく、ため息が出ます。しかし、この島は昔、真っ直ぐに伸びる岬だったそう。それが海の侵食によって、島になったとのこと。まさに自然が生み出した絶景だと言えますね。
また、アーチ型の橋を渡り、約2時間で1周できる島に渡ると、海の浸食によってできた珍しい地形や動植物を観察することができます。こちらを訪れたら、午後からのんびりと島を散策し、その後、橋×夕日の織り成す美しい光景を眺めたいものですね。
「三仙台」への行き方は、「台北駅」から鉄道に乗って「台東駅」で下車。静埔行きの鼎東客運バスに乗り換え、「三仙台バス停」で下車します。
[Photos by Shutterstock.com]

Ayami ライター
都内在住のフリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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