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一人旅初心者にもおすすめの行き先をご紹介する連載第６弾。今回おすすめする旅先は、ベトナム最大の都市、ホーチミンです。
ホーチミンが海外一人旅におすすめなワケ
比較的治安がよく、中心部の見どころが狭い範囲にまとまっているホーチミンは一人でも行動がしやすい街。
ただし空港から市内までは鉄道がないので、空港の正規の乗り場からタクシーを利用するか、宿泊するホテルに送迎を依頼するのが安心です。
キュートな雑貨やグルメ、スパといった女性を虜にする魅力が揃うホーチミンは、気ままに過ごしてリフレッシュしたい人にぴったりです。
東洋のパリ・ホーチミン
フランス植民地時代のコロニアル建築が残るホーチミンは「東洋のパリ」とも称されます。
フランス統治時代に市庁舎として建てられた「ホーチミン人民委員会庁舎」の前にはホーチミンの銅像があり、絶好の記念撮影スポットとなっています。
ヨーロッパの駅のようなアーチが印象的な中央郵便局は今も使われている現役の郵便局。
歴史の重みが感じられる厳かな雰囲気の「聖母マリア教会」。
このゴシック建築だけを見ればヨーロッパのさながらの風景ですが、すぐ脇をベトナムの自転車タクシー「シクロ」が走っていたり、ベトナム笠をかぶった女性が歩いていたりと、やはりここはベトナム、東南アジア。
アジア独特のカオスやゆるりとした雰囲気が感じられます。
西洋的な街並みとベトナムならではの風景との調和がとても不思議で面白く、異次元の空間に迷い込んだような気にさせられます。
そんなホーチミンの楽しみ方をご紹介しましょう。
雑貨ショッピング
「雑貨天国」と呼ばれるホーチミン。
刺繍入りの小さなポーチや巾着、デザイン性に富んだバッグ、エスニックなサンダルなど、目移りしてしまうものがいっぱいです。
ホーチミンのショッピングスポットといえば、ホテルやレストラン、ショップが並ぶ随一の繁華街、ドンコイ通り。
こぢんまりとしたセンスのいい雑貨ショップが軒を連ねていて、歩いているだけでもわくわくします。
しっかりしたつくりの可愛い刺繍ポーチが数百円で買えるなど、日本に比べると驚くほどのお手頃価格でお買い物が楽しめますよ。
美食
ベトナムを語るうえで欠かせないのが食。マイルドでクセの少ないベトナム料理は日本人の口によく合います。
野菜をふんだんに使ったヘルシーな料理が多いく、女性でもあっさりと食べやすいのも嬉しいポイント。
おなじみの生春巻きやライスヌードルの「フォー」はもちろんのこと、ベトナム版お好み焼き「バインセオ」、釜飯のような土鍋ご飯「コム・タイカム」など、まさに美食のオンパレード！
日本でもポピュラーなカスタードプリンも上品な味でとってもおいしいのでぜひお試しを。
ドンコイ通り周辺には、ロマンティックなコロニアル建築のレストランやなおしゃれなカフェがたくさんあって心が躍ります。
何を食べてもおいしいホーチミンは、食事めあてに訪れる価値があるといっても過言ではありません。
スパ
実はホーチミンはスパ天国。
街中には無数のマッサージ店やエステサロンがあり、スタンダードなマッサージからフェイシャルエステまで幅広いトリートメントをお手頃価格で受けることができます。
カジュアルなマッサージ店であれば60分1000円程度で受けられるところも少なくありません。
中心部にあり、各国からの旅行者の評価も高い「TEMPLE TREE SPA」。
フットマッサージ30分220000ドン（約1050円）、自然素材を使用したボディマッサージが60分380000 ドン（約1800円）からと気軽に利用できる料金が嬉しいですね。
せっかく物価の安いベトナムだからこそ、贅沢な空間で至福の時間が味わえるホテルスパもおすすめです。
市民劇場前に隣接する5つ星ホテル、カラベルホテル内にある「Kara Spa」。優雅な空間でのオーガニックプロダクトを使ったトリートメントはまさに癒しのひととき。頑張っている自分へのご褒美として日頃の疲れをリセットするのにぴったりです。
トラディッショナルベトナムマッサージ60分1175000ドン（約5600円）、リバイタライジングフェイシャルトリートメント60分1025000（約4900円）、240分のスパパッケージ3025000ドン（約14400円）など。
ホテルスパでこの料金ならスパ三昧も夢ではありませんね。
観光に忙しく歩き回るよりも、西洋と東洋が交わった独特の雰囲気を味わいながらゆったりと気ままに過ごしたいホーチミン。
またふらりと訪れたくなる不思議な魅力がそこにあります。
（成田空港からホーチミンへの航空券情報はこちらから）
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[All Photos by shutterstock.com]
PROFILE
Haruna ライター
和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。
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