自分の有給日数を知らない日本人

自分に支給されている有給休暇の日数を知らない人の割合は日本がダントツに多く、53%。続いて韓国が23%となっています。
反対に下位はスペイン(7%)、インド(8%)、シンガポール(8%)など。これらの国では「自分の権利は把握するのが当たり前」という感覚なのでしょうね。
現在はドイツでライターとして活動している筆者ですが、大学卒業後6年間は日本の一部上場企業で働いていました。新入社員のころ先輩社員から言われて衝撃を受けた言葉が「有給なんて病気のとき以外ほとんど使えないよ」というもの。
日本人が自分に与えられている有給の日数を知らないのは、この言葉に象徴されるように「有給なんてあってもどうせ使えない」と思っているからではないでしょうか。「支給日数を知ったところで消化しきれないのだから知っても意味がない」という諦めの表れのように感じられます。
有給取得に罪悪感を覚える日本人

有給休暇を取得する際に罪悪感を覚える人の割合も日本が圧倒的に高く、18%。続いてアメリカ、インド、韓国がそれぞれ10%となっています。最も罪悪感を感じる人の割合が少ないのはメキシコで3%でした。
有給取得に罪悪感を覚える日本人が多いのは、そもそも有給取得率が低いのでそれを特別なことのように感じやすいこと、また周囲に迷惑をかけないように気を配る日本人の国民性も影響していると思われます。
有給休暇が労働者の権利と知ってはいても、「休みすぎると評価が下がるのではないか」「陰口を言われるのでは」といった不安から有給取得を自粛する人もいるようです。

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