【簡単レシピ】夏バテにもおすすめ。フランス夏の定番料理、ラタトゥイユ

Posted by: 北川菜々子

掲載日: Aug 21st, 2016

フランス夏の定番料理 ラタトゥイユのレシピとそのアレンジ

フランスの夏の代表的な料理といえば、ラタトゥイユ。夏野菜を長時間煮込んだラタトゥイユは、野菜の甘みがたっぷりで、冷やしたものはさっぱりと食べることができます。まさに夏バテの時なんかにぴったりの料理。ラタトゥイユは単純な料理に見えますが 、各家庭にレシピがあると言われているほど実は奥深い料理なのです。

今回はニースに伝わる伝統的なラタトゥイユのレシピと、時間がない方用に手間隙かけない簡単なレシピの2種類を紹介したいと思います。

材料 4人分
トマト 750g
ズッキーニ 500g
茄子 500g
玉ねぎ 500g
ニンニク 一片
オリーブオイル
タイム、バジル、イタリアンパセリ(お好みで)

伝統的なレシピ
1、お湯にトマトをつけて皮を剥き切ります。ズッキーニと茄子も皮を剥きます。各野菜お好みの大きさに切ります。
2、大きめの鍋にオリーブオイルを多めに入れ、ニンニクで香りづけをして、トマトを入れます。弱火で煮ていきます。
3、オリーブオイルを入れたフライパンで玉ねぎを炒め、蓋をかぶせ弱火で煮ます。茄子、ズッキーニも同様に。各材料がしんなりとしてきたら、2の鍋に入れて煮込みます。
4、タイム、バジル、イタリアンパセリをお好みで入れます。
5、1時間ほど煮て、塩で味を整えます。完成。

簡単レシピ
1、お湯にトマトをつけて皮を剥き切ります。ズッキーニと茄子も皮を剥きます。各野菜お好みの大きさに切ります。
2、大きめの鍋にオリーブオイルを多めに入れ、ニンニクで香りづけをして、全ての材料を入れます。少し炒めて蓋をかぶせて弱火で煮ます。
3、途中タイム、バジル、イタリアンパセリをお好みで入れます。
4、2時間ほど煮て、塩で味を整えます。完成。

フランス夏の定番料理 ラタトゥイユのレシピとそのアレンジ
(C)Nanako Kitagawa

熱いまま食べるのもよし、冷蔵庫で冷やして食べるのもいいでしょう。また白身魚に添えるとソース代わりにもなりますよ。次はラタトゥイユを使ったアレンジ料理をご紹介。

ガーリックトーストに乗せた簡単なおつまみ

フランス夏の定番料理 ラタトゥイユのレシピとそのアレンジ
(C)Nanako Kitagawa

ラタトゥイユを多めに作ってしまったという方にアレンジバージョンをご紹介したいと思います。

バゲットを切り、すり潰したニンニクを塗り、オリーブオイルで表面を焼きます。その上にラタトゥイユをのせれば、お洒落なオードブルに大変身。白ワインやロゼワインのおつまみになります。

カレー味のラタトゥイユ丼

フランス夏の定番料理 ラタトゥイユのレシピとそのアレンジ
(C)Nanako Kitagawa

ラタトゥイユを作り過ぎて飽きてしまったという方におススメなのが、ラタトゥイユ丼。ラタトゥイユにカレーのルゥを混ぜて、少し煮込んだものをご飯の上にのせて、そその上に温泉卵をのせます。立派な一品となります。

ラタトゥイユはシンプルな料理ゆえ、材料の質で味も変わってきます。夏の太陽をたっぷり浴びた野菜を使ったラタトゥイユは甘みもより一層引き立ちます。暑いこの夏、新鮮な野菜を手に入れたら、フランスの夏の風物料理ラタトゥイユ、ぜひ試してみてくださいね。

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[Photo by shutterstock.com]

PROFILE

北川菜々子

Nanako Kitagawa ライター

2007年よりフランス在住。パリ第八大学大学院を卒業。専攻は文化コミュニケーション。趣味は映画、読書、写真、雑貨、料理、街歩き、カフェ巡り。初めて訪れたその日からすっかりパリの街に魅了され、今日も旅をするようにパリの街を歩き回る。

2007年よりフランス在住。パリ第八大学大学院を卒業。専攻は文化コミュニケーション。趣味は映画、読書、写真、雑貨、料理、街歩き、カフェ巡り。初めて訪れたその日からすっかりパリの街に魅了され、今日も旅をするようにパリの街を歩き回る。

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