【北海道】心がすっと軽くなる、日没閉店の絶景カフェって?

Posted by: 目黒沙弥

掲載日: Aug 23rd, 2016

どこまでも続く地平線のなかにポツリと佇む、白い建物。それは北海道は日高町にある「椿サロン」というカフェです。雄大な自然のなかにあるこのカフェは、北海道の魅力を五感で感じることのできる最高の場所として知る人ぞ知る穴場スポット。実は道外からやってくるファンもいるほどなのですが、人を惹きつけて止まないこのカフェの魅力をお伝えしたいと思います。

「北海道だからできること」

【北海道】心がすっと軽くなる、日没営業の絶景カフェって?
(C) 2011 椿サロン 夕焼け店

このカフェをプロデュースしたのは北海道出身のインテリアデザイナー、長谷川演さん。日本中のデザインに携わる一流の職人が目指したものは「本物の北海道カフェ」でした。「北海道だからこそ出来ること」ーそんなことを追求した長谷川さんは余計なものをそぎ取り、ただただ五感で感じるものを大切にできる空間を作り上げたのです。それは一体どういうことなのでしょう?

照明は自然光だけ!

【北海道】心がすっと軽くなる、日没営業の絶景カフェって?
(C) 2011 椿サロン 夕焼け店

大きな窓から差し込む光、それがこのカフェの最大の魅力です。なんとこのカフェには照明が一切なく、使われるのは自然光のみ。お店の「夕焼け店」というのは、「日没がきたらお店は閉店」という意味なんです。どこまでも続く大自然のなかに日が沈んでいくその光景は、息をのむほどの美しさ。夕日に染められていく大自然を見ていると、悩み事さえもちっぽけに感じて心がすっと軽くなってしまいます。ここは北海道の四季折々を、店内から見えるパノラマビューで思う存分楽しめちゃうカフェなんです。

北海道産にこだわったメニュー!

【北海道】心がすっと軽くなる、日没営業の絶景カフェって?
(C) 椿サロン 夕焼け店ブログ

こだわったのは場所や店内だけではありません。実はこのカフェで提供されるものすべてが「絶品!」なんです。椿サロンオリジナルブレンドの珈琲や自家製ジンジャーエールやハーブティーなどの豊富なドリンクメニューに加えて、日高スープカレーや夕焼けナポリタン(上写真)をはじめとするフードメニューにはリピーターが後を絶ちません。それもそのはず、なぜならここで調理される際に使われる野菜や乳製品などは「北海道産」がほとんど。贅沢な素材を使った料理を前に、「おかわり下さい!」と言ってしまいそうになるのには理由があるんですね。

自然のもつパワーを感じて

【北海道】心がすっと軽くなる、日没営業の絶景カフェって?
(C) 椿サロン 夕焼け店

目の前に広がるのはどこまでも続く青い海。美しい大自然を前にすると、普段当たり前のように感じている色々なことがいかに有難みのあることなのか、そんなことに気付かされる瞬間がそこにはあります。夕日が海に沈んでいくその様子は、まるで映画のワンシーンのよう。都会の喧騒に疲れたら、北海道の大自然に触れて心を解放してみてはいかがでしょう。そこにはいつだって訪れる人すべてをあたたかく迎えてくれる場所があるはずです。

[椿サロン 夕焼け店]

PROFILE

目黒沙弥

Saya Meguro ライター

北海道出身。NZや日本をヒッチハイク縦断してみたり、ヒマラヤに登ってみたり、スペインで盗難に遭ってみたり。とにかくワクワクすることがすき。将来の夢は湖畔のちかくに家を建てて、動物と自然に囲まれて暮らすこと。

北海道出身。NZや日本をヒッチハイク縦断してみたり、ヒマラヤに登ってみたり、スペインで盗難に遭ってみたり。とにかくワクワクすることがすき。将来の夢は湖畔のちかくに家を建てて、動物と自然に囲まれて暮らすこと。

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