旅行に行った際には食事をする時にも現地のマナーを頭に入れてスマートに行いたいもの。あなたは世界で通用するレストランマナーを身につけていますか?
入り口ではウェイターの顔を覚えるべし
外国のレストランでは、入り口で挨拶をしてくれるウェイターがその日、店を出るまで専属のウェイターとして対応をしてくれることが多いです。担当ウェイターの顔を覚えておくと、後で何かと便利。
まずは飲み物を決めるべし
席について程なくすると、まずお水を出され、そのあと水の他に飲み物(アルコールやソフトドリンクなど)の注文をどうするか聞きに来るので、食べ物のメニューに目を通すより先に何を飲むか決めておきましょう。ヨーロッパ圏のレストランでは、お水も注文をしないと持ってきてくれない(有料)の場合もあります。
メインの食事が決まったら
飲み物がテーブルに来るタイミングを見計らって、シルバーウェア(フォーク、ナイフなどが包まっているもの)を広げ、配置しておきましょう。
メインとなる食事が決まったら、手元のメニューを閉じる、あるいはテーブルの上に置いて、注文する準備ができたことを示しましょう。日本では直接店員さんを呼びますが、外国では声を出してウェイターを呼ぶのはマナー違反。軽くアイコンタクトをするくらいで止めておきましょう。どうしても来てくれない場合には、目線くらいの位置で手を上げて、気づいてもらいましょう。
また外国のレストランではおしぼりはまず見られません。気になる方は食事を注文した後のタイミングで洗面所に行くのが良いでしょう。
チップの必要有無については国によって異なるので、あらかじめ調べておくべし
楽しく食事を終え、そろそろお会計という時も、ウェイターが近くに来たタイミングで合図をしましょう。外国のレストランの多くは、テーブル会計です。現金で支払う場合には提示された額に(必要な場合には)チップを上乗せした額を支払い、カード払いの際にはウェイターが一度カードを機械でスキャンした後に出てくるレシートにサインをします。チップは金額の10%〜20%程度ですが、きっちり○%でなくてはならないということではありません。自分がサービスにどれだけ満足できたかによって、キリのいい額を上乗せすると良いでしょう。
基本的な流れを頭に入れておくだけで、外国でもスマートな注文ができるようになります。レストランマナーを実践し、各国の美味しい料理を味わってみてください。
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