心のモヤモヤや心配事が、ベッドに入っても頭の中をグルグル・・・。明日の朝は早く起きなくてはいけないのに、目が冴えてしまってなかなか眠れない。そんなとき、みなさんはどうしていますか? どうやら夜の眠りを左右するのは、ベッドに入る前の過ごし方などが関係しているようです。
眠りにつきやすくなる、夜の過ごし方
■食べ過ぎ、飲み過ぎに注意
1日のなかで、おそらく一番リラックスして過ごせるのは夜の時間ではないでしょうか? だからと言って、ダラダラ食べ続けるのはNGです。特に眠れないのはアノ食品が原因かも!? 「快眠」の妨げになる食べ物で紹介したような食べ物、脂っこいものや甘いもの、お酒の摂り過ぎは、睡眠を妨げる原因に。
■就寝の90分前に運動を
スッと眠りにつくには、体をほどよく疲れさせるのもポイントのひとつです。就寝の90分前に少しハードな運動を行った場合、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の量が減ることがスイスの研究で明らかになっています。ストレスが軽減されることで、眠りにつきやすくなるというわけ。会社帰りのジムやプールなど、体を動かすのを習慣にしたいですね。
■寝る前のテレビやスマホは控え目に
【旅先でも】ぐっすり快眠へと導いてくれるおやすみ前の習慣5つなどでTABIZINEでも何度かお伝えしていますが、テレビやスマホのブルーライトには、目や体内リズムへの影響があることが分かっています。スクリーンを見続けていると、睡眠をつかさどるホルモン「メラトニン」の分泌量が減ってしまうそうです。夜のテレビやスマホには、ブルーライトをカットする専用のメガネを活用してみては?
快眠へと誘う、寝室の工夫
■寝具にこだわってみる
安定感のあるマットレスに、いつまでも身を委ねていたいふわふわのブランケット・・・など、寝具を見直してみるのもひとつの手。1日の約3分の1を過ごす寝室や寝具は、快適な睡眠への投資でもあります。
■自然音のBGMを流す
ヒーリングミュージックは睡眠を手助けするのと同時に、心地よい眠りの時間を持続させるはたらきがあるそうです。リラックス効果も、もちろんあります。なかなか眠れないときには、雨音や波の音など、自然音をBGMにしてみましょう。
ベッドや布団のなかで試してみたいこと
暖房をつけたまま眠るよりも、寝る前には暖房を消して、湯たんぽに切り替えると眠りにつきやすくなるそうです。眠りに最適な体温となるよう、冬場の湯たんぽが体内の温度調節を手助けしてくれるのだとか。確かに足先が冷えていると、なかなか眠りにつけません。ちなみに、眠りに快適な部屋の温度は18度だそうですよ。
それでも眠れないときには・・・?
【今すぐ実践!】そんな効果まで!?「ハグ」がもたらす驚きのハッピー効果で判明したように、ハグにはストレスを和らげる効果があります。パートナーと一緒に寝ている人はパートナーを、現在シングルの人はペットやぬいぐるみを抱きしめてみてください。
眠れないベッドの中では「1日ぐらい眠れなくても、命に別状はない。そういう時もある」と眠りを諦めると、意外と早く眠気がやってくるようです。ベッドの中では、考えすぎないのが一番! とはいっても寝つきが悪くお悩みの方、「寝室に置いておくだけ!快眠、安眠をサポートしてくれる8つの植物」「眺めると安眠できそうな、ほっとする7つの絶景」も要チェックです。
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