「出身地はどこ?」という質問は、初対面の人同士の会話で、ほとんど毎回といってもいいほど出てきますよね? 答えによっては「すてき!」と感じたり、「〇〇ってどこだっけ・・・」と何のイメージも浮かばなかったりと、思い描くイメージはさまざまかと思います。皆さんにとって魅力的なイメージのある都道府県と言えば、どこになりますか?
そこで今回はブランド総合研究所が行った「地域ブランド調査2016」から、魅力度の高い都道府県ランキングを紹介したいと思います。判断のポイントは認知度や魅力度、情報量、町のイメージなど77項目。皆さんの出身都道府県が、あるいは今住んでいる都道府県が上位にランクインしているか、チェックしてみてくださいね。
第5位:神奈川県(30.2)※カッコ内は魅力度スコア
最初は関東の神奈川県がランクインしました。前年の同調査では6位だったと言いますから、ランクアップですね。
神奈川と聞けば、やはり横浜や鎌倉などが思い浮かびます。実際に同調査の市区町村版では、魅力的な都市として5位に横浜市、7位に鎌倉市が入っています。
その他、県西部の有名な温泉地、箱根町も20位にランクイン。横浜以外にも川崎という政令指定都市も持っています。大都市から箱根のような温泉地、さらには鎌倉を含んだ湘南エリアなど、魅力が尽きない神奈川県のランクインは納得ですね。
第4位:沖縄県(32.7)
第4位は沖縄県が選ばれました。市区町村版の魅力度ランキングでは、先島諸島の一角を占める石垣市がランクインしました。石垣港からフェリーに乗って渡る竹富島なども含めて、地名を聞くだけで美しい海や潮風が思い浮かびますよね?
TABIZINEでも過去に「【連載】国内一人旅でおすすめの旅先は?/第1回「石垣島~離島を巡る旅」」などで紹介してきました。もちろん石垣だけでなく、本島の那覇や慶良間諸島など、魅力的な場所は数えればきりがありません。定期的に訪れたい場所、あるいは移住したい土地ですね。
第3位:東京都(35.1)
次は東京都。今回の調査では主な評価項目別にもランキングが出されていますが、東京都は認知度でNo.1、さらに情報接触度、居住意欲度でも第1位を占めました。さまざまなメディアで取り上げられる東京の街。その東京に憧れて地方から上京しようと決意する若者もたくさんいます。そうした意味で納得の第3位にランクインしました。
ちなみに東京の市区町村版の人気ランキングを見ると、新宿区が13位、渋谷区が24位と健闘していましたよ。
第2位:京都府(46.3)
世界的な観光地・京都府が第2位にランクインしました。市区町村版ランキングでも京都市は第2位に選ばれています。TABIZINEでも「【最新版】全国の紅葉名所ランキング2位は奥入瀬渓流で1位はどこ?」「【京都】おひとりさまでも入りやすい!おいしいご飯が食べられるカフェ5選」などで繰り返し、その魅力を語ってきました。何度行ってもその懐の深さで楽しませてくれる独特の観光地ですよね。
ちなみに京都と言うと京都市内を考えてしまいますが、日本海側の良港である舞鶴や宮津の天橋立、山陰海岸国立公園に認定される丹後半島の海岸線など、京都には違った魅力もあります。
既に何度か市内には足を運んだという人は、ちょっと足を延ばして、日本海側の京都を楽しんでみてもいいかもしれませんね。
第1位:北海道(54.2)
納得の第1位は北海道。評価項目別のランキングでは、魅力度、観光意欲度、食品想起率などでNo.1を獲得していました。しかもこの北海道、過去8年連続で同調査の魅力度No.1都道府県に輝いているのだとか。
他の都道府県の追い上げで差は徐々に縮まり、独走状態は少しずつ終わりを迎えようとしているようですが、やはり北海道の持つブランド力は圧倒的ですよね。
市区町村版のランキングでも、なんと第1位は函館市、第3位が札幌市、第5位が小樽市、第6位が富良野市など、北海道の都市が上位を独占しています。食べ物もおいしく、景色は雄大で、観光地に事欠かない北海道。まだしばらくは北海道がNo.1を続ける時代が続きそうですね。
魅力的な都道府県ランキングを紹介しましたが、いかがでしたか? ちなみに6位は奈良県、7位は大阪府、8位は長野県がランクインしました。皆さんの出身地や居住地は含まれていましたか?
[地域ブランド調査2016 – ブランド総合研究所]
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