左が西、右が東
全国展開の即席めんで初めて地域別に味を分けたという「どん兵衛」。今回は、東と西で味わいの違うどん兵衛食べ比べを実食ルポ!
どん兵衛東西、見た目はほとんど変わりません
左が西、右が東
外見に違いはないように見えるどん兵衛。左が関西版、右が関東版です。
上が東、下が西
しかーし。ふたの端にある(E)の文字は関東版の証。(W)は関西版です。EAST/WESTの略でしょうね。
上が東、下が西
成分表のところにも、末尾に(E)(W)の文字が。微妙に文字送りや材料の表記順序が違うのが気になります。でも、つゆの材料で違うのは、昆布パウダーだけなんですね。それぞれの分量はもちろん違うのでしょうが。そして東西どちらも、大阪で作っているようです。
上が東、下が西
カロリーはわずかに関東版が高いです。
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どん兵衛東西、中を開けて食べてみます
左が西、右が東
さて。開けてみます。おあげや麺に違いは感じられませんが、粉末だしの入った袋は色が違いますね。
左が西、右が東
粉末だしを開けてみると、少し色が違いますね。東の方が色が濃く、粉末の粒は西の方が少し細かいように見えます。
左が西、右が東
さて、熱湯を入れて5分待ちます。しかし筆者は固麺派なので、たいてい5分またずに食べ始めてしまいますが・・・。七味の量が東西違うように感じるのは気のせいでしょうか。
左が西、右が東
さあ、できました! 早速実食。
日清のホームページにもあるように、つゆの違いははっきりと感じます。関東版は一口すすっただけでカツオの香りが押し寄せてくる感じ。しっかりとした強い味わい。一方関西版はまず甘みが口いっぱいに広がります。じんわりと染み渡る昆布のうまみ。おあげも、それぞれのつゆを吸っているからか、東西で味が全く別物のように感じました。
左が西、右が東
つゆだけ別にしてみると、その差は歴然。濃いめの関東、薄口の関西。
筆者は関東人父と関西人母のハーフなのですが、関西版が好きです。あくまで個人的な好みですが。
でもどん兵衛シリーズで一番好きなのは天ぷらそば。
最近は、鬼かき揚げ天ぷらうどんがおいしすぎてびっくりしました。まだの方、ぜひお試しを!
[どん兵衛Webサイト]
[All Photos by Aya Yamaguchi]