北陸新幹線が2015年に開業して2年近くが経ちました。北陸ブームがひと段落ついても、いまだに観光地として高い人気を誇る金沢。
地元民はもちろん観光客も楽しめるすてきなお店が次々とできていますが、観光客が立ち寄りたいパン屋さんと言えば、どこになるのでしょうか?
今回は北陸に在住する筆者が、知人の地元民たちに聞いた大人気パン屋さんを紹介したいと思います。実際に各地に足を運んでその雰囲気をチェックしてきましたので、ぜひともチェックしてみてくださいね。
1:ブラッスリー・カフェ ひらみぱん
最初は『ひらみぱん』。純粋なパン屋さんではなくカフェ&レストランも兼ねたお店。地元民的に言えば中央小学校の近くというまさに街の中心部にあるため、観光客でも気軽に足を運べる点も魅力的です。
他のお客さんと肩を寄せ合いながらパンを選ぶ感じで、ちょっと狭めの店内スペースになりますが、大正時代の鉄工所跡をリノベーションしたという独特の雰囲気はとてもすてきです。
お店にはハード系のパンやベーグル、スコーン、クロワッサンなどが所狭しと並び、自家製のジャムなども置いてあります。
奥にあるカフェ&レストランスペースでは、フレンチのランチセットやディナーも楽しめるようになっています。
隣には古本屋さん『オヨヨ書店』もありますので、隣で本を買ったその足で『ひらみぱん』に立ち寄り、窓際の席でパンとコーヒー片手に読書なんて楽しみ方も、すてきですよね。
最近では外国人観光客も見かけます。人気のお店のため時間帯によっては待たされるかもしれませんが、席が空けば携帯電話に電話を入れてくれるサービスもあります。
周辺にある武家屋敷などの観光地を巡りながら、時間をつぶしてもいいかもしれませんね。
石川県金沢市長町1-6-11
076-221-7831
(モーニング)8:00-11:00
(ランチ)12:00-14:00
(カフェ)14:00-16:00
(ディナー)18:00-22:30
月曜日定休
2:パン・ド・ファンファーレ
次は『パン・ド・ファンファーレ』。『ひらみぱん』と違って、ちょっと中心部を離れた場所にあるお店ですが、レンタカーで北陸を旅しているという人は、ぜひとも立ち寄ってみてください。
お店の裏手にある駐車場はいつもいっぱい。家まで我慢できないと、買ったそばから車の中でほお張っている人もたくさん見かけます。
お店の換気扇が駐車場の方を向いているせいか、駐車場の辺りはパンのいいにおいが立ち込めています。その香りに刺激されて、思わず我慢できなくなってしまうのかもしれませんね。
店内はそれほど広いとは言えませんが、ざっとカウントしたところ、ゆうに100種類は超えるパンが並んでいます。
ハード系のパンやクロワッサン、食パン、サンドウィッチはもちろん、あんドーナツやメロンパン、アンパン、コロネなど菓子パンも充実しています。旅のおともにいろいろと買ってみてくださいね。
3:BOULANGERIE YAMANEKO
最後は『YAMANEKO』。こちらも車で行く必要がありますが、金沢東、金沢西インターチェンジのちょうど中間点くらいで、北陸自動車道がすぐそばを走っています。
レンタカーで北陸を旅したり、自家用車で旅をしたりする場合は、車移動のついでに訪れてみるといいかもしれませんね。
同店はハード系のパンを中心に、時間帯によって出すパンの種類が異なります。例えば朝は食パン、フォカッチャなどがお店に並び、昼にはバケットやリュスティックが登場といった感じ。
同店はとにかくファンが多く、常連もたくさん居て、ちょっとタイミングを逃すと一気に売り切れてしまいます。観光客からすれば運次第といった側面もあるかもしれませんが、自動車旅行の人はぜひとも立ち寄ってみてくださいね。
以上、金沢で人気のパン屋さんを紹介しましたが、いかがでしたか? ぜひとも旅のついでに、足を運んでほお張ってみてくださいね。
[All photos by Masayoshi Sakamoto]