暑くて蒸し暑い夏になると無性に食べたくなるものってありませんか? 日本では夏の暑い時期になると素麺やそば、また夏祭りでの屋台の焼きそばやビアガーデンでの冷えたビールなど、夏の暑さにぴったりの日本ならではのサマーフードがありますが、今回は家庭で簡単に作れる世界のサマーフードをご紹介します。
BBQシーンにも!メキシコのお手軽スナック「エローテ」
メキシコの屋台の味エローテは、メキシカンテイストに味付けした焼きトウモロコシです。マヨネーズとチリパウダーの旨味とライムの酸味で、ビールにも合う一品となっています。暑い日に外で食べればより一層美味しさが増す、メキシコのお手軽スナックです。
マヨネーズ 1/4カップ
サワークリーム 1/4カップ
フェタチーズ 1/2カップ
チリパウダー小さじ 1/2
にんにく(みじん切り)ひとかけ
パクチー(みじん切り)1/4カップ
トウモロコシ4本
ライム1個
作り方
1.マヨネーズ、サワークリーム、チリパウダー、にんにく(みじん切り)、パクチー(みじん切り)を混ぜておく。
2.(外で調理するならグリルで、家で調理するなら魚焼きグリルやフライパンで)トウモロコシを全体に焼き目がつくまで焼く
3.焼きあがったトウモロコシにあらかじめ作っておいたソースをハケでまんべんなく塗り、チーズをまぶし、絞ったライムをふりかけて完成
ペルーの国民食! ライムが決め手のさっぱり「セビーチェ」
南米の至るとことで食べられるセビーチェは、さっぱりとした魚介のマリネです。ペルーでは国民食にもなっているほどポピュラーな食べ物。暑くて食欲が湧かないときも、ライムの酸味と白身魚のさっぱりとした口当たりで食べやすい一品です。
刺身用白身魚 600g
紫玉ねぎ(なければ普通の玉ねぎでもOK)1個
(お好みで)唐辛子
ライムの絞り汁 1カップ
パクチー 葉の部分3本分(千切り)
塩 少々
作り方
1. 刺身用の魚を小さいキューブ状に切る。ボウルに魚全体が隠れるくらいの冷たい水を入れ、塩少々を加えたら切った魚を入れて冷蔵庫で冷やす。
2. 魚を冷やしている間に、玉ねぎを千切りにし、塩を揉み込んで水で洗い流す
3. ライムを必要分絞る
4. 1の魚を水で洗い、塩を落とす
5. ボウルに魚、千切りにした玉ねぎの半分、唐辛子を入れ、ライムの絞り汁を注ぐ
6. ラップをして冷蔵庫で15分冷やす
7. 6が冷えたら、パクチーの葉と細かく切った唐辛子を加え、混ぜて完成
甘味と苦味がクセになる美味しさ!イタリア発「アフォガード」
夏になると食べたくなるアイスクリームに一手間を加えて、イタリアの味を自宅で再現することができます。苦味を包み込むクリームの甘みが優しい、材料もシンプルに2つだけですぐに完成。食べたいときにすぐ作れるのが嬉しい一品です。
バニラアイス(クリーム系のアイスなら何でもOK)適量
エスプレッソ 2杯(ダブルショット、代わりに濃いめのコーヒーでもOKです)
作り方
1. カップにバニラアイスをよそい、アイスの外側からエスプレッソを注いで完成 アイスが完全に溶ける前にいただきましょう。
熱いインドの夏の味方!溶けにくいアイス「クルフィ」
お店で売っているアイスとは一味違うフレーバーが欲しいときにオススメなのはインドのアイス「クルフィ」。カルダモンの爽やかな香りが甘いミルクに包まれて、濃厚ながらも飽きのこない美味しさが楽しめます。
牛乳 500cc
コンデンスミルク 150cc
コーンスターチ 大1
カルダモン 小1
ピスタチオ 6粒
作り方
1. カルダモンの外殻を剥き、すりこぎで粉末状にする。ピスタチオも細かく刻む。コーンスターチは大さじ2杯の水で溶かしておく
2. 牛乳とコンデンスミルクを火にかけ、沸騰させる。沸騰したらやや強めの弱火にし、底が焦げないように巻き混ぜながら10分煮詰める
3. 2にカルダモンとピスタチオを加える。
4. 水溶き片栗粉を加え、とろみが出るまで弱火で煮る。とろみが出たら火を止めて、常温になるまで冷ます
5. 製氷器に入れて冷凍庫で5−6時間冷やして完成
世界のサマーフードも、熱い夏に食べたくなる美味しさに溢れるものばかり。今年の夏は毎年恒例の日本のサマーフードに加えて、自宅で世界のサマーフードにも挑戦してみませんか。
[All Photos by shutterstock.com]