ワルンって?レストランとの違いは?
ワルン(Warung)とはインドネシア語で「食堂」や「小さな売店」を意味し、中でも観光客が使うことの多いワルンは「食堂」の方。ローカルなワルンでは普通の旅行では食べることのできない地元民に愛されるインドネシア料理を食べることができます。
1つのワルンでは基本的に数種類しか食べ物が用意されておらず、バッソ(肉団子スープ)のワルンはバッソ専門店、バビグリン(豚の丸焼き料理)のワルンはバビグリンの専門店となっているため、食べたいものから人気のお店を探すスタイルがおすすめです!
ワルンの良さは味やローカルな雰囲気だけでなく、なんといっても値段の安さ。ローカルなだけあり1食なんと100円~300円程度のお店が多く、観光客向けのレストランと比べると非常に安く、かつ美味しいローカルフードを楽しむことができてしまいます。
最近は観光客向けにアレンジされたオシャレなワルンも増えてきており、「ローカルな飲食店は衛生面でちょっと・・・」という方にはそちらがおすすめですよ。
では早速、在住者おすすめのワルンをご紹介。
在住者のオススメはココ!ワルンインドネシア!
そんな安く美味しいものが食べれちゃうワルンの中でも、在住2年目となる筆者の個人的なオススメはここ、ワルンインドネシアです!
ここはローカルワルンと観光客向けレストランのちょうど中間地点にあるようなお店で、バリ島ビギナーさんでも入りやすい雰囲気。しかしながら、味・ボリューム・値段のどれを取っても素晴らしく、長期滞在のサーファーや在住者も多く足を運ぶお店になっています。
メニューは定番の「ナシゴレン(インドネシア風焼き飯)」や「ミーゴレン(インドネシア風焼きそば)」から「ソトアヤム(チキンスープ)」や「チャプチャイ(野菜炒め)」といった脂っこくない日本人好みのものまで多種多様に用意されてるのでビギナーさん向けです。
中でも、ぜひ挑戦してほしいのはこのお店のメインメニューの1つとなる「ナシチャンプル」です! ナシチャンプルとは「ナシ=お米」「チャンプル=ごちゃまぜ」という意味で、ガラスケースに並んだ十数種類のおかずから自分の好きなものだけをチョイスし、自分のオリジナルご飯を作り上げていく料理。
ズラーっとならんだおかずの中には食べてみるまで何かわからないものもあり、心配な反面、ちょっとしたわくわく感も味わうことができます(注意:辛い物が苦手な方は先に店員さんに伝えましょう!インドネシア語で「辛い」は「Pedas(プダス)」といいます!)。
今回はハムチーズの揚げ物、鶏の甘辛串、チャプチャイ(野菜炒め)、春雨、テンペ(大豆の発酵食品)とかなり具沢山にチョイスしてみましたが、お値段はなんとRp26,000(210円程度)! 日本ではあり得ない価格ですね・・・。
バリ島に来たらみなさんもぜひ挑戦してみて!
ということで、今回は「ワルンって何?」というお話と「在住者がオススメするワルン」のご紹介をさせていただきました。急速な成長の中で、観光客向けのキレイなレストランが増えつつあると言われるバリ島ですが、まだまだローカルなワルンもたくさんあります。ぜひバリ島に訪れた際は1度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ホリ(@HORI‗BALI)