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どこを切り取っても絵になるアムステルダム、運河クルーズ現地ルポ/オランダ

Posted by: sweetsholic
掲載日: Oct 23rd, 2017. 更新日: Oct 24th, 2017
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どこを切り取っても絵になるアムステルダム、運河クルーズを現地レポ/オランダ
(C)sweetsholic

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かわいらしい街並みに心ときめく、オランダの首都アムステルダム。どこを切り取っても絵になる、とても美しい都市です。トラムや徒歩でめぐるのもいいけれど、市内を流れる世界遺産の運河を船でめぐるクルージングも、外せないアトラクションのひとつです。

今回はアムステルダムに本社のあるブッキング・ドットコムのプライベートクルーズに乗船、その様子を現地レポートします。


400年の歴史を伝える運河のマメ知識

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クルーズの様子をお伝えする前に、当地の運河の歴史について、少し勉強しておきましょう。

17世紀はじめのことです。オランダでは、世界初の株式会社とされるオランダ東インド会社(VOC)に続き、こちらも世界初となる証券取引所を設立。アムステルダムはこのとき、海洋貿易と金融業で大成功を収めます。

運河を取り入れた400年の歴史を誇る環状運河(カナル・リング)エリアは、当時としては世界最大級の都市計画として開発されました。主に17〜18世紀にかけて建てられた運河沿いの建物の多くは、記念建造物として当時の面影を今に伝えています。

世界一効率の良い水路システムを誇る街として、当時の世界の湾岸都市のモデルとなったアムステルダム。そんな黄金時代を象徴するアムステルダムの運河は、2010年に「アムステルダムのシンゲル運河の内側にある17世紀の環状運河地域」として、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。

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それでは早速、プリンセングラハト運河沿いに停泊中のボートへ。クルージングを楽しむことにしましょう。

アムステルダムの観光名所をまわります!

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当日はあいにくの曇り空で少し寒かったのですが、船から眺めるキュートな家並みにテンションが上がります!

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ミートボールをカリッと揚げたオランダの定番おつまみ「ビターバレン」など揚げ物の盛り合わせとサンドイッチ、オランダのビール「ハイネケン」で乾杯。

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ハウスボートが見えてきました。ハウスボートというのは、住宅として使われている船のこと。なかには「プリンセンボート」のように、宿泊施設として開放されているものも!

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シンゲル運河に入り、ドーム型の建物が視界に飛び込んできました。こちらは、かつてのルター派教会です。

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あれ、ここは丸の内だっけ? 東京駅を思わせるアムステルダム中央駅。現在は一部改装中です。

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後日改めて、写真撮影。この中央駅からは、パリやベルリンなどヨーロッパ各地の都市へと繋がる列車も運行。何度眺めても飽きることのない、素敵な駅です。

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中央駅から徒歩圏内にある「聖ニコラス教会」。

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旧市街を抜けて、閑静な住宅街へ。

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どの家もカーテンがなく、中の様子が丸見え! その理由をガイドさんにたずねてみると「(ご近所さんに)何も隠していませんよという、かつての考え方の名残では?」とのこと。ちなみに運河周辺の土地はご察しの通りとても高く、この一帯は高級住宅街だそう。

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市役所のあるオペラハウス「アムステルダム・ミュージックシアター」。

このほか、今回のクルーズではレンブラントの家、七つの橋が見られるゴールデンカーブ(黄金の湾曲)などの観光名所も案内していただきました。

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夜には橋がライトアップされるので、昼間とはまた違った美しさに出合えます。

パンケーキにカクテル、選べる運河クルーズ

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今回はプライベートクルーズでの様子をご紹介しましたが、アムステルダムにはさまざまなスタイルのクルーズがあります。観光名所を1時間程度でめぐる日本語を含む音声ガイド付きの運河クルーズのほか、水上の観光プラスアルファの楽しみが体験できるものも! 

オランダ名物のパンケーキ「パンネクック」が食べ放題のパンケーキクルーズ、全4品のコース料理が楽しめるディナークルーズ、飲み放題のお酒とオランダ産のチーズやシャキュルトリー(ハムやサラミなどの盛り合わせ)などのおつまみがセットになった夜のキャンドルライトクルーズ、バーテンダーによるカクテル付きのオシャレなHouse of Bols & Canalsなど。さて、どれにしますか?

どの時間帯の運河クルーズも素敵ですが、おすすめは橋と街がライトアップされる夕刻から夜にかけて。水上から眺める夜景の幻想的な美しさは、忘れられない思い出になることでしょう。

[取材協力] ブッキング・ドットコム
[amsterdam.info]
[iamsterdam.com]
[holland.com]

sweetsholic

sweetsholic ライター
海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

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