台湾を代表するドリンクと聞いてまず思い浮かぶのはタピオカミルクティー(珍珠奶茶)かもしれません。ほんのり甘いミルクティーにもちもちタピオカがたっぷり入ったドリンクが日本よりずっと安い値段で飲めるのは魅力的ですよね。
タピオカミルクティーももちろんおいしいのですが、台湾で人気のミルクティーはこれだけではありません。むしろタピオカミルクティーよりおいしいのでは!? と思うようなトッピングのドリンクが台湾にはたくさん! そしてお茶の種類も、紅茶だけでなく烏龍茶や緑茶などいろいろあるんです。
この記事では、台湾に行ったらぜひ試していただきたい色々なミルクティーをご紹介します。
ナタデココミルクティー(椰果奶茶)
台湾のドリンクスタンドで人気のトッピングの一つはナタデココ(椰果)です。弾力のある甘いナタデココがたっぷり入った「ナタデココミルクティー(椰果奶茶)」は、ナタデココ好きにはたまらない一品。
写真は「50嵐」の「椰果奶茶(イエグオナイチャ)」で、細長くカットされたナタデココがたっぷり入っています。50嵐は台湾の至る所にあるため50嵐のタピオカミルクティーを飲んだことがある方は多いと思うのですが、ナタデココミルクティーは甘いものが好きな方に特におすすめです。
仙草ゼリーミルクティー(仙草凍奶茶)
仙草ゼリーも台湾のドリンクスタンドで人気のトッピングの一つ。そのため「仙草ゼリーミルクティー(仙草凍奶茶)」はほとんどのドリンクスタンドで見かける定番メニューです。ほんのり甘いミルクティーにほろ苦い仙草ゼリーという組み合わせは、甘すぎるのが苦手な方に特におすすめです。
写真は「CoCo都可」の「仙草凍奶茶(シエンツァオドンナイチャ)」で、ミルクティーの中に大きな仙草ゼリーが大胆に入っています。CoCo都可のドリンクの多くはカップがワンサイズしかなく、他のドリンクスタンドのMサイズよりも大き目なので特に飲みごたえがあるように思います。
プリンミルクティー(布丁奶茶)
台湾では他にも、ミルクティーの中にプリンがまるごと一個どどんと入っている「プリンミルクティー(布丁奶茶)」も飲まれています。小さなお子様に喜ばれそうなドリンクですが、プリン好きな大人の方にももちろんおすすめ。
写真は「清心福全」の「布丁奶茶(ブディンナイチャ)」で、底にプリンが丸ごと一個そのまま入っています。プリンが甘いので、ドリンクの糖度は微糖がおすすめです。
緑茶のタピオカミルクティー(珍珠奶緑)
緑茶ベースのタピオカミルクティー(珍珠奶緑)は、紅茶と比べて緑茶のほろ苦さを感じるさっぱりとした味わいです。紅茶で作られたミルクティーと飲み比べを楽しむのもよいですね。
写真は「喫茶趣TOGO茶飲」の「珍珠奶緑(ゼンジューナイリュー)」で、カップが透明でないので中は見えませんが、緑茶ベースのミルクティーに粒の大き目のタピオカがたっぷりと入っています。
緑茶ベースの他にも、台湾では烏龍茶で作られたミルクティー(烏龍奶茶)の人気も高いです。ぜひ台湾に行ったらタピオカミルクティーだけでなく、いろいろなミルクティーを試してみてくださいね。
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