今まで全く関わりなく生活してきたのに、なぜか突然「これをやってみたい」という衝動にかられることってありませんか? オーストラリア在住のとある男性は、ある日突然お菓子作りに目覚めてしまいました。そしてそれが個性的でとっても可愛いので、SNSで話題を呼んでいるのです。そのオリジナリティーあふれるスイーツをみてみましょう。
AUS在住男性の作るアイス型ケーキ
シックなデコレーションやひたすらキュートなアニマル・デコなど、さまざまなイメージが小さなお菓子の上で表現されています。
一見するとアイスキャンディのようですが、実はこのスイーツたちはすべてケーキなんです! 棒付きケーキなんて面白いですね。しかもデザインが超個性的です。
そして、この繊細で可愛らしいケーキを作っているのは、オーストラリア在住のレイモンド・タンさん(Raymond Tan)という若い男性。しかも驚いたことにレイモンドさんは、お菓子作りの専門教育を受けたわけではないのだとか。では一体、どういういきさつでこんなに可愛らしいケーキをクリエイトするようになったのでしょう。
勉強の気分転換でケーキ作りに目覚める!?
約3年前、レイモンドさんは会計学の修士号をとる課程で、勉強の気晴らしにケーキ作りを始めたのだとか。「招待されたパーティには、必ず自家製ケーキを持っていくよ」と宣言したので、レイモンドさんは数多くのケーキを焼く機会に恵まれました。
そして様々なケーキ・レシピを試すなかで、時には満足のいかないレシピもあったそう。そういった人に渡せない生地や上手くいったケーキの切れ端などを使って実験するうちに、このアイスキャンディー型ケーキ(cake-popsicles)のアイデアにたどり着いたのだとか。
このアイスキャンディー型ケーキのスタイルを思いついてから、レイモンドさんのクリエイティビティはとどまるところをしりません。超個性的なデザインたちのインスピレーションは、どんなところからやってくるのでしょう? ご本人が、その秘密を明かしてくれました。
インスピレーションのもとの秘密
レイモンドさん曰く、インスピレーションは建築物や好きなキャラクター、伝説上の生き物や自然などから得ているそう。
確かにレイモンドさんのケーキには、お花やユニコーンなどが使われていますね。
そして、様々な場所を旅することでも同様にインスピレーションを得ることができるのだとか。そんな彼は、近年ではパリやシンガポールなど世界各地でのワークショップやコラボレーション・イベントに飛び回っているのだとか。仕事で外国を訪れることによって、また新たなインスピレーションが得られそうですね!
「日本に来る予定はありませんか?」というTABIZINEの質問に対しレイモンドさんは、「ぜひ行きたいので招待をお待ちしています!」とのことでした。日本のスイーツ関連イベントで、ぜひコラボして欲しいです。
ご自身のケーキショップを持つ予定は今のところないそうですが、「デザートを作り続けるのが一番の夢」とTABIZINEに語ってくれたレイモンドさん。いつか日本でも、彼のクリエイトしたケーキを自由に買えるようになって欲しいものです。
[instagram/rymondtn]
[I’m A Self-Taught Baker Who Makes Cake Popsicles From Leftover Cake Scraps]