今、ちょっと話題になっている「シメパフェ」。つまり、夜の食事や飲み会の後にいただくパフェのこと。1年くらい前から、これが札幌の夜の定番となってきて、じわじわと浸透してきているのです。札幌パフェ推進委員会という委員会も発足しているくらいなんですよ。
今回は、そのシメパフェのための「夜パフェ」を専門とするお店に行ってきました。お腹いっぱいに食べたり飲んだりしたあとのパフェって、どんな感じなのでしょう?
夜からオープンするパフェの専門店「ななかま堂」
札幌パフェ推進委員会のホームページを見ると、シメパフェが食べられるお店は本当にいっぱいあるよう。今回はその中からすすきのにある「ななかま堂」を紹介します。
雑居ビルの一角にあるお店の暖簾をくぐると、小さなバーといった感じ。奥にはお座敷があって居心地がよさそうです。
筆者は一人で訪れたので、カウンターに座りました。お座敷の方には、お友達同士で食べに来たと思われる男性2人がのんびりとパフェを食べていました。
カウンターは友達同士で並んでおしゃべりするのもいいですね。とにかく居心地がいいので、ついつい長居しちゃいそうな感じです。
セットにはパフェに合わせるお酒も!
さっそくメニューを確認。名前を見ただけでもワクワクしちゃいますね。メニューにはパフェに使う素材が詳しく書かれていますが、どんなものになるのか予想がつきません。今回は「秋三昧」を注文しました。
パフェはセット価格になっており、ドリンクがついてきます。なんと、お酒が選べちゃうんですよ。甘いパフェとお酒の組み合わせ・・・意外とぴったりなのかもしれません。
いよいよ夜パフェの登場です!
昼に食べるパフェより美味しく感じる不思議
一つ一つ丁寧に作ってくれるので、出来上がりまでゆったり待ちます。そして、「秋三昧」パフェの登場です。
じゃーん! これが、「ななかま堂」さんの「秋三昧」パフェです。斬新な飾り付けに、見た目からして芸術ですね。思わず「綺麗〜〜」と声が出ちゃいました。こんなパフェを見るのは初めてです。
どこを見ても、まさにアート。色もとても鮮やかです。どこから食べたらいいか迷っちゃいます。
とりあえず、一番上のマロングラッセとバニラアイスからいただきます。
一口食べると、口の中に幸せが広がっていきます。パフェですから、すごく甘いのかと思いきや、甘さ控えめで大人な味なんです! これなら食事のシメにいい感じ。
お店の方の話では、パフェに使っているアイスやパーツはすべて手作り。バランスを考えてパフェを作っているそう。季節によっても素材を変えていて、今後は秋以外の時期に行ってみたいなと思いました。
不思議と昼に食べるパフェよりも美味しく感じられました。夜のゆったりした時間に、美味しいパフェが食べられるのは、なんとも言えず幸せでした。きっと友達と行っていたら、長居しちゃいそうです。
札幌に来たらシメに「夜パフェ」を!
今回訪れた「ななかま堂」には、渋谷にも支店があるそうなので、これをキッカケにどんどん浸透していったらいいのになと思いました。絶対にオススメです!
まだ札幌の夜の定番といった感じですが、これが全国区になったらいいのに! と思わせるほど、本当に幸せな時間が過ごせます。みなさんも札幌にいったら、ぜひ「シメパフェ」をお試しください!
[All Photos by Kaori Simon]