12月22日。今日もまた、アドベントカレンダーの窓を、ひとつひとつ開けていくことにしましょう。
12月22日のアドベントカレンダー
グリムのお菓子の家は、赤ずきんちゃん。家の外では、7人の小人たちのお帰りです。
チョコレートは、「リンツ テディフレンズ」です。
オーガニックティーは「ブレックファーストスペシャル」。定番の紅茶です。
そして入浴剤は、杏の香りのバスオイル。肌の乾燥が気になる季節にはしっとりしてよいそうですよ。
さあ、お茶の時間です。今日は「ブレックファーストスペシャル」をミルクティーにしてみました。個人的に紅茶はミルクティーにした方がチョコレートとあうなあと思います。
懐かしい、ということ
毎日お菓子の家の窓を開けていると、懐かしい童話の1シーンに出会います。
この、懐かしいという感情が、個人的に「うれしい」よりも「楽しい」よりも昔から好きなのです。
「懐かしい」という気持ちに含まれる、ちょっと切ないような、愛しいような、満たされるような、足りないような、入り混じった感じ。それが好きです。
どうしてなんだろうと常々不思議に思っていたのですが、あるとき岡潔という昭和の天才数学者の著書を読んで腑に落ちました。
岡氏は数学者でありながら、日本人の情緒についても独自の研究を重ね、最近改めてその思想が注目されている人物なのですが、彼によると「懐かしい」という感情をもつことは、理想を描く手助けになるそうです。
だからなのかと、深く納得したのです。
いろいろ思い悩むことがあったり、なにか重大なことを決める前に、旅に出たくなるのは、旅先で郷愁を感じたいからなのかもしれないと。
自分が暮らす地を離れ、遠くから懐かしく想う。そのときの透き通った気持ちは、これからどう生きるか、その方向性を見定めるにも、理想を描くにもぴったりなのだと思います。
それではまた明日。今日も一日、心が自由でありますように。
12月1日から24日まで、毎日アドベントカレンダーの中身を紹介していく連載です。アドベントカレンダーを毎日楽しむ中で感じたこと、考えたことをつづっていきます。
紹介しているアドベントカレンダー
[クリスマス リンツテディ アドベントカレンダー 2017]
[イングリッシュティーショップ アドベントカレンダー]
[コルシュ社 組立式アドベントカレンダー グリムのお菓子の家]
[ジーピークリエイツ アドベントバスカレンダー]
[All Photos by Aya Yamaguchi]