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【フランス】多くの画家を魅了した南西部の港町ラ・ロシェルを現地ルポ

Posted by: sweetsholic
掲載日: Jan 7th, 2018.
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【フランス】多くの画家を魅了した南西部の港町ラ・ロシェルを現地ルポ

パリからTGVで約3時間、大西洋を臨むフランス南西部の港町ラ・ロシェル。ポール・シニャックやクロード・ジョセフ・ヴェルネなど、後世に名を残す偉大な画家たちも、旧港の美しさには心を奪われたとか。

そんなラ・ロッシェルは11世紀に城塞が築かれ、古くは貿易で栄えた街です。夏のバカンス先に選ぶフランス人も多いのですが、長い間イギリスの支配下にあったせいでしょうか、イギリス人観光客にも非常に人気があります。

バカンス気分で、一緒に散策してみましょう!


美しい旧港・旧市街を散策

【フランス】多くの画家を魅了した南西部の港町ラ・ロシェルを現地ルポ

潮風を感じながら、13世紀開港の旧港(ケ・デュペレ/Quai Duperré)沿いを歩いてみましょう。歩き始めると、すぐ目に飛び込んでくるのが、かつては火薬庫だった「シェーヌ塔」(写真左)と重厚な石造りの「サン・ニコラ塔」(写真右)。

いずれも古くは要塞としての役割を果たしましたが、16〜18世紀にかけては刑務所として使われたそうです。囚人の落書きが今でも残っているというから、訪れた際はご自身の目で確かめてみてくださいね。

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旧港沿いには、カフェやレストランはもちろん、お土産探しにぴったりのマルシェがずらり! ボーダー模様のマリンTシャツ、気候の変化が激しいフランスではマストアイテムのスカーフなどさまざまなアイテムがあります。

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インセンスと箸置き(※カトラリーレスト)どちらにも使える素敵な陶器をゲット! 

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歩き進めていくと、ゴシック建築の大時計門「グロス・ホロローグ/Grosse Horloge」が見えてきました。14世紀の建設当時は要塞としての門だったそうで、15世紀に時計が取り付けられました。

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時計門のアーチをくぐり、旧市街へ。

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城壁に囲まれた美しい市庁舎「オテル・ド・ヴィル」や、総合カルチャーセンター(La Coursive Scene Nationale La Rochelle)など、中世の面影を残す建造物を眺めつつ町歩きを楽しみましょう。メインストリートのパレ通り(Rue du Palais)でのショッピングもいいですね。

中庭の散策ができるルネサンス様式の建物「ラ・メゾン・アンリ2世(La Maison Henri II)」や、歴史的建造物に指定されている「ル・カフェ・デ・ペイ(Le Café de la Paix)」なども見どころ。ベル・エポック調の豪華絢爛なカフェで一息つけば、気分はフランス貴族!?

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散策を続けると、先が尖った灯台「ランテルヌ塔」が見えてきました。前述の「サン・ニコラ塔」と「シェーヌ塔」と共に、かつては要塞でした。この3つの塔は現在、ラ・ロッシェルの歴史を展示する資料館として公開されています。有料になりますが、覗いてみてはいかがでしょう? 

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歩き疲れたら、旧港沿いの見晴らしの良いカフェでコーヒーやビールで一息! サン・ニコラ塔を眺めながら、贅沢なひとときを過ごしましょう。

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ラ・ロシェルのグルメ&お土産 

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ラ・ロシェルを訪れたなら、シーフード料理は必食! 特にカキは大西洋で養殖されるマレンヌ・オレロン(Marennes Oléron)産のものが有名で、おいしいと評判のグリーンオイスター「フィーヌ・ド・クレール (fine de claire)」もそのひとつ。ちなみに身の一部が緑色をしているのは、緑色の海藻の影響なのだとか。

お土産には、ラ・ロシェルから船や車で行くことができるレ島(イル・ド・レ/Île de Ré)の天然塩を。海塩をベースにしたフレーバーソルトもおすすめです。

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[visiter-la-rochelle.fr]
[holidays-la-rochelle.co.uk]
[jp.france.fr]
[Photos by Shutterstock.com] 

sweetsholic

sweetsholic ライター
海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

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