ヨーロッパとアジアの中間に位置するトルコ。その最大都市イスタンブールではヨーロッパ側、アジア側を簡単に移動することもでき、エキゾチックな街並みは多くの人を魅了してきました。2016年からテロ事件が頻繁に発生し、治安面で少し不安な情勢が続いているトルコですが、本来のトルコは思わず目を奪われる可愛いアイテムが町中にあふれています。今回はイスタンブール最大の市場、グランバザールで見つけられる、エキゾチックなお土産をご紹介します。
インテリアにもぴったり!雑貨大国トルコの人気土産
グランバザールの店舗の中でもひときわ美しく輝くのは様々な大きさとデザインを揃えたモザイクランプ。チェーンで天井から吊り下げるタイプのものから テーブルに置いて使うものまで、その種類も様々です。小さいサイズのものならスーツケースにも入れられるので、帰国後お部屋のインテリアとしても使えます。モザイクランプを取り扱っている店舗はいくつもあるので、きっとお気に入りのデザインが見つかるはずです。
トルコでは他人からの嫉妬や羨望の眼差しは、その人に悪影響を与えると信じられており、その羨望の眼差しから守ってくれるのがナザールボンジュウ(Blue Evil Eye)と呼ばれる、目玉の形をしたガラス玉。トルコ各地のお土産店では必ずと言って良い程置いてあり、壁掛けだけでなくストラップやアクセサリーなど種類も豊富に取り揃えてあります。小さくて持ち運びに便利なので、複数購入するのにぴったりです。
(c) Yoko Nixon
自分用だけでなくお土産にも重宝するのが色鮮やかなセラミック陶器。こちらも様々なサイズ、デザインのセラミック陶器が売られており、小さいものは小物入れとして使える、お土産にもぴったりな一品です。発色のために鉛を使っているものもあり、食べ物を入れるには適さないものもあるので、お店の人によく確認しましょう。
トルコの味わいを日本でも!食べ物&飲み物編
トルコ旅行中口にする人も多いトルコのお茶、チャイ。世界一の茶消費国の謂れもあるトルコでは、小さなチャイグラスに100cc程度のお茶を淹れ1日に何杯も飲む文化が浸透しています。ストレートまたは砂糖を入れて飲むのが一般的で、癖がなく飲みやすいのがチャイの特徴。この可愛らしいチャイグラスをトルコ産の茶葉と合わせて購入すれば、帰国後もトルコのチャイティーを楽しむことができます。
チャイと並んで有名なのはトルココーヒー。トルコでは特別な人が来た時などによく飲まれるそうです。ジェズベと呼ばれる銅のポットにコーヒーの粉と砂糖を入れ、水を入れて煮立たせて淹れるトルココーヒーは、酸味や苦味が少なくクリアな口当たりが特徴。コーヒー好きの方は、トルココーヒーに欠かせないジェズべや、トルココーヒーミル、コーヒー豆などもお土産にオススメです。
甘いものが好きな方はトルコに行ったらぜひ食べて欲しいのがバクラヴァと呼ばれるお菓子。フィロという薄いパイ生地をピスタチオなどのナッツを挟みながら何層にも重ね、焼き上がりにシロップをかけて食べるこのお菓子は、パイ生地独特のサクッとした質感と、シロップの濃厚な甘さがマッチして食べ応えのあるお菓子になっています。お土産用に包装されたものも売っているので、お茶菓子としてもオススメです。
(c) Yoko Nixon
最後にご紹介するのはロクムと呼ばれるトルコのお菓子。ヨーロッパではターキッシュデライトという名前でも有名です。砂糖にデンプンとピスタチオやくるみなどのナッツを混ぜで作られたお菓子で、弾力のある食感は日本のお茶菓子ゆべしに似ています。見た目ほど甘さがきつくないので、食べやすいのが特徴です。
雑貨大国トルコでは、魅力的なお土産をあちこちで見つけることができます。イスタンブールのグランバザールに行った際には、お気に入りのお土産を見つけるのはもちろんのこと、価格交渉も楽しみの一つ。ぜひお値打ち価格でお気に入りのお土産を探してみてください。
[turkishtravelblog.com]
[adavegastravel.com]
[Photos by shutterstock.com]