夜の帳が降りる頃、灯がともり始め賑わいを見せる城下町。実は松本は、知ると人ぞ知る”Bar激選区”なんです。「今夜はしっぽり飲みたい・・・」そんな大人たちに捧げます。
酒のうまさは”湧水”にあり!
地下水が町中を潤す、水の都「松本」。地元の酒造業者は、古来よりその清らかな水を使いお酒を作っているそうです。この街で一杯飲めば、”うまい酒はうまい水でできている”、そう実感することでしょう。
“異国情緒” vs “昭和ノスタルジー” あなたはどっち派!?
夕食前に軽く一杯引っ掛けるなら、本格的な英国パブ「オールドロック」がオススメ。まずは地ビールで乾杯と参りましょう。信州ブランド鶏を使った「真田丸鶏のアヒージョ」も絶品です。
http://pub-oldrock.com/
住所 松本市中央2-3-20トドリキビル1F 東
(本町みずほ銀行向かい)
電話 0263-38-0069
営業時間
平日 17:00-24:00
土曜・祝前日 12:00-24:00
日曜・祝日 12:00-23:00
渋さがたまらない「駅前昭和横丁」には、赤提灯系のレトロ居酒屋が集結。狭い廊下では懐かしのムード歌謡が流れます。ヤキトリか豚ホルモン、はたまた立ち飲みでおでんも捨てがたい・・・うーん悩むところですね。
日本酒ちびちび、蕎麦ズルズル。これぞ松本流の楽しみ方
昼は蕎麦屋、夜は居酒屋に様変わり。舌の肥えた地元民からも人気の「手前ざる」。窓から店内を覗くと、常連と思われる紳士が店員さんと楽しそうに話している姿が。出張中のサラリーマンも多く訪れ、”おひとりさま”でも居心地の良い雰囲気です。
そばを肴に日本酒をいただく、これぞ大人の味わい。さすがお蕎麦屋さんだけありますね、
本格手打ち蕎麦のコシの強さをじっくり堪能します。
どうですか?この色鮮やかなピンク!全く臭みのない「馬刺し」からは、その新鮮さが伺えます。他にも、B級グルメ「山賊焼き」(ニンニクを効かせたタレに鶏もも肉を漬け込み、片栗粉をまぶし揚げたもの)や、 味噌発祥の地・松本が誇る絶品「味噌伝楽」なども、絶対に食べておきたい逸品です。
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20012036/
住所 長野県松本市中央1-4-6
電話 0263-36-3936
営業時間
[月・水〜土]11:00~14:30 18:00~翌1:00
[日・祭日]11:00~14:30 18:00~23:00
定休日 火曜
Barホッピングで、松本の夜に酔いしれよう
夜の繁華街にも関わらず、そこに広がるのは落ち着いた空間。騒がしすぎず、人も多すぎず丁度良い。このバランスの良さが松本っぽさ、不思議な魅力なのかもしれません。お気に入りの地酒が見つかったら翌日その酒蔵を尋ねる、なんてのも乙ですね。一味違った松本の素顔にふれるなら”はしご酒”、オススメです。
[All photos by Ai Kaneko]