四知堂は表通りからは見えない隠れ家のようなレストラン。台湾創作料理のお店です。
入り口は目立たない秘密の隠れ家風
入り口には四知堂と書かれた小さな白い表札が出ているだけです。
細い路地を入ると、何も書いていない木の扉があり、そこから入ります。
中は100年以上前の日本統治時代の家屋を、センス良いレトロな感じでまとめてあります。予約は必要ですが、日本語OKです。
メニューは台湾創作料理
メニューは毛筆の手書きのメニューです。種類はそんなに多くはありません。価格的にもチープではなく、高級路線です。お酒類はビール、ワインなどがあります。
ビールは台湾大学の学生さんが作っている物も置いてありました! 珍しいのでオーダーしてみました。アルコール度4パーセントのと、8パーセントの二種類ありました。筆者は下戸なのですが、4パーセントの方を試してみましたが、フルーティーな香りで、おいしいと思いました(18days生の台湾ビール200元x2)。硬紅春麥酒280元。刺葱白玉麥酒280元。
台湾に来た当初は、台湾料理と言えば、最初の印象はとにかく「黒い」! お醤油系の色彩のお料理で、見た目が黒くて色彩に乏しい、盛り付けも雑、そんな印象のあるお料理で、レストランも気取らないところが多かったです。
でも四知堂のお料理はちょっと違います!
ビジュアル的にも美しく、丁寧に作られてるいるおいしい台湾料理をいただけます。盛り付けも上品です。素材もよく吟味して選ばれています。
お料理はどんな感じ?
前菜は三種類でした。
高野豆腐の煮物と、さわやかなカボチャのパッションフルーツ、そして苦瓜。それぞれ特色あるお味でした。
柿乾花椰老豆腐。480元。なんと干し柿がペースト状になって入っていて、混ぜていただく初めてのお味でした!
蒸烤野生海魚。1400元。天然物のお魚のお煮付け。さっぱりしたお味でした。
山蘇炒黃牛肉。550元。山蘇という野菜は日本にはないと思いますが、歯ごたえのあるおいしさで、ぜひ食べていただきたい一品です。
蕃茄蓮藕乾焼鶏。950元。トマトと、レンコンと、鶏肉という意外な取り合わせです。それぞれのお味が主張しあいながらもマッチしています。
芋頭海鮮米苔目。550元。タロ芋と、米苔目という短めの麺の中に海老やイカなどが入っています。スープありの麺のような感じです。
お客様の雰囲気も上品な感じ。隠れ家的で、密会にふさわしいような都市伝説が生まれそうな予感のするレストランです。
住所:台北市大安區濟南路三段18號
地下鉄忠孝新生駅3番出口から徒歩五分
入り口は20号の住所の門から入ります。
※お会計には10%のサービス料が発生します。
電話:02-8771-9191
営業時間:12:00~14:30 17:30~22:00