「環島(ファンダオ)」って知っていますか?環島とは、中国語で島一周という意味で、台湾では多くの人がこの環島(台湾一周)に挑戦しているんです。
台湾は九州ほどの大きさで、1週間あればぐるっと一周できる距離。今回は、はじめての台湾一周で訪れたい台湾各地の定番スポットを、台北を起点に東回りでご紹介します。
夕暮れ時の街の美しさに目を奪われる「九份」
台北といえばやっぱり九份!台湾内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
夕暮れ時から夜にかけて灯りがともる街並みは、期待を裏切らない美しさ。茶芸館でゆったりと台湾茶をいただきながら景色を楽しむ夜を過ごしたいときにピッタリの場所です。
大理石でできた地層は必見!「太魯閣國家公園」
台北から特急列車を使って2時間弱でアクセスできる東海岸の都市、花蓮。現在は地震の影響もなく、普段通りに観光することができます。
花蓮の一番の見どころは、手つかずの大自然が広がる「太魯閣國家公園」。園内には大理石でできた渓谷が広がっていて、その迫力に圧倒されてしまいます。
園内は車移動が必須なので、観光の際はツアーやチャータータクシーの利用がオススメです。
カラフルなデザインは記念撮影にも最適!「美麗島駅」
高雄に行ったら一度は訪れておきたいのが「美麗島駅」。駅構内の改札口で見られるこのデザインは、実際に目にすると、その美しさと迫力にしばらく目が離せなくなってしまうほど。インスタ映えも間違いなしのイチ押しスポットです。
ラピュタの世界のような「安平樹屋」
4都市目は台南。「安平樹屋」は、元は倉庫として使われていた場所ですが、時とともにガジュマルの木が倉庫を浸食して今の状態に。
ガジュマルの根が壁をつたって伸び、倉庫の屋根から木が生えているように見える光景がとっても神秘的。
見渡す限り広がる水平線を望む「高美濕地」
台中といえば、今台湾のウユニ塩湖として大人気の「高美濕地」。水面に映る夕日の美しさには、何度訪れても感動してしまいます。どこまでも続く水平線が広がる景色に、ふっと肩の力が抜けていきますよ。
エメラルドグリーンの湖が広がる「日月潭」
台湾一周の最後を締めくくるのは、南投県の「日月潭」。日月潭の最大の魅力は、深い青色に輝く湖です。
美しい景色を眺めながらゆっくりお茶を楽しむもよし、サイクリングをしながら色々な角度から湖の景色を堪能するもよし。思い思いの楽しみ方で過ごしてみてくださいね。
電車や新幹線などを利用して、短期間で一周できる台湾。台北とは違う雰囲気も楽しんでみたい人や、台湾各地を一気に満喫したい欲張り旅行派さんは、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。
[台南旅遊網]
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