世界中の厳選された食材を使った、香り高い紅茶やデザートに定評のある「Janat（ジャンナッツ）」。1872年創業のフランスの老舗紅茶ブランドです。
2匹のネコがモチーフのロゴを、みなさんも輸入食品ストアなどで見かけたことがあるかもしれませんね。国内外で広く親しまれているのですが、意外にもサロン・ド・テは世界中に2店舗だけ。そのひとつが、東京にあるんです！
これからの時期に楽しみたい紅茶とケーキのマリアージュを探るべく、お店にお邪魔してきました。
(C)sweetsholic
2匹の猫にまつわるストーリー
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「紅茶は大好きだけれど、ジャンナッツはあまりよく知らない」という方のために、素敵なストーリーをお届けしましょう。
ときは19世紀、創設者のジャンナッツ ・ドレス氏は、出身地の南仏マルセイユから世界中を駆け巡る忙しい日々を過ごしていました。日本とは絹を、南米ではコーヒーやカカオ豆など、現地のよいものを求めてはフランスへ輸入していたそうです。
長旅から帰るドレス氏を、いつもドアの前で待っていたのが愛猫のサムとボウ。そんな2匹は、夢を叶えるシンボルとして同ブランドのロゴになっています。
3種類の紅茶をテイスティング
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タヒチ産バニラにノルマンディーのリンゴなど、今も昔も変わることなく、世界中から厳選された食材にこだわるジャンナッツ。これらの食材を、手摘みで収穫される質の高い茶葉とブレンド、30日以内のスピードで世界中に届けているそうです。どの紅茶からもフレッシュな香りが漂うのは、きっとこのためでしょう。
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それでは早速、試飲していきます！ 1杯目に試飲したのは「ポム・ダムール」（写真手前）という、りんごの焼菓子タルト・タタンをイメージして作られた紅茶。アイスのポム・ダムールはとても香り高く、上品で甘酸っぱい味でした。パリジェンヌの間で、大変人気の高いフレーバーティーだそうですよ。
続いて2杯目は「テ・ド・マルタ」（写真右）。スリランカ産の茶葉を地中海の孤島マルタ産の柑橘系果物「ベルガモット」で香りづけをしたアールグレイです。こちらもアイスでいただいたところ、華やかながら、ふんわり柔らかい香りがしました。
3杯目は、ディンブラ茶葉をオーク樽で熟成させた「フレンチ・オークティー」（写真左）。フルボディという表現が合う、力強い味わいでした。ミルクとの相性がとてもよく、男性にも好まれそうな味です。
初夏においしい、紅茶とケーキのマリアージュ
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3種類の紅茶と合わせて試食したのは、アールグレイ茶葉とレモン入りのパウンドケーキ「ル・ガトー・ド・ジャンナッツ 」、ローストしたバナナ入りのチョコレートケーキ「ピラミッド・アステック」、コルシカ産プルーン入りの「ギュスターヴ・エッフェル・チーズケーキ」の3種類。
個人的にはレモンが爽やかに香る「ル・ガトー・ド・ジャンナッツ 」と、甘酸っぱくてエレガントな「ポム・ダムール」の組み合わせが気に入りました！
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さて、フランスでは珍しいチーズケーキがなぜ？ と思った方もいらっしゃるでしょう。
ジャンナッツ ・ドレス氏の友人で、エッフェル塔の設計・建設に携わったギュスターヴ・エッフェル氏。こちらのチーズケーキは、アメリカナイズされたエッフェル氏が19世紀に考案したものだそうです。当時のおいしさが現代でも味わえるなんて、感激！！ こちらは奥深い味わいの「フレンチ・オークティー」と合わせてどうぞ。
紅茶が1杯無料でもらえる！ ティーキャラバンを探せ
(C)Janat
「毎日を忙しく過ごす女性たちに、安らぎのひとときを」という想いを込めて、ジャンナッツの紅茶が1杯無料でもらえるTea for Twoプロジェクトを実施中。ジャンナッツの黄色いキャラバンを見かけたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
このプロジェクトは収益の一部で運営、紅茶を生産しているスリランカの女性たち、私たち消費者、そしてジャンナッツに関わる全ての人が幸せになるようにとの想いを込めて、2015年に始まった取り組みです。
次回のTea for Twoプロジェクトは、6月末を予定。都内や鎌倉辺りに出現するそうなので、ぜひ探してみてくださいね。ちなみに女性だけでなく、男性やお子さんすべての人が対象なので、みんなでジャンナッツの紅茶を楽しみましょう！
ジャンナッツ サロン ド テ
http://www.janat.co.jp/salon/住所 東京都渋谷区神宮前5-46-10
東京メトロ銀座線/半蔵門線表参道駅から徒歩5分
電話 03-6418-8272
営業時間 11:00-19:00
Lunch :11:00～15:00
(ラストオーダー 14:30)
Tea Time :15:00～19:00
(ラストオーダー 18:30)
定休日 火曜日
[取材協力：janat.co.jp]
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