カーフェリーはこんな感じ
カーフェリーの車両運賃は車の長さで決まります。今回は、江田島の三高港から広島の宇品港まで利用しました。
約40分の乗船で、軽車両なら片道料金が2100円という安さに驚きます。料金には、運転手1人分の2等旅客運賃が含まれています。
船が近づいてきました。さっそく乗船です。人間も犬も車に乗ったまま船へ。
このエリアが駐車スペースです。スタッフの指示に従って駐車します。
「サイドブレーキ引いてください」の文字が注意を引きます。揺れやすい船上ならなおさら大切ですね。
移動中はこうして海を眺めたり、船内を自由に歩き回ったりできます。瀬戸内海なのでエンジンの振動くらいで、大きく揺れず穏やかです。車に乗ったままでいられたのが楽でした。当然ですが、車に乗っているのに、他の力で動いているのが不思議です。立体駐車場に車を入れる感覚とでも言いましょうか。
目的地に着いたら、ここを通ってスムースに下車しました。
カーフェリーを利用するメリット
さて、カーフェリーを利用するメリットは、車ごと海を渡ることができるということです。犬連れで荷物が多い旅だったのでなおさら、助かりました。旅の自由度が高くなります。
また、乗車中は運転する必要がないことも大きいです。航路によっては、寝て移動することもできます。
ここ数年は、トラック運転手の休憩を確保するため、300km以上の長距離フェリーの利用が増えているそうです。今年は特にガソリン代の値上げが続いていますね。その影響もあり、関西から九州といった区間など、高速道路を運転して移動する場合とフェリーを使う場合とコストがたいして変わらない場合もあるそうです。
カーフェリーを利用するデメリット
揺れると船酔いする可能性がありますが、港に着くまでフェリーから降りられないことがデメリットです。
車の運転の方がスピードが出るので、道路さえ混まなければ移動が速いと考えられます。
カーフェリー利用上の注意点
基本的ではありますが、長距離の場合は特に事前予約をした方が無難です。また乗船手続きの際に、車検証が必要になります。忘れずに持って、切符売り場に向かいましょう。
ホームページの注意事項をよく読むことが大切です。例えば、車高が低い車は乗船できないなど車種を限定するようなことが書いてあります。
ペット連れの場合も会社によって様々な規約があります。小型犬のみOKだとか、ペットルームに預けなければならないとか。また車に乗せていてもいいけれど、航海中は車両エリアへの立入禁止となり、その間ペットの様子を見にいけないなど。
事前準備をしっかりして上手にカーフェリーを活用しましょう。
[乗り物ニュース]
[All photos by Shio Narumi]
Shio Narumi ライター
イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。
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