のどかな風景が広がる大原
京都の北東部に位置する大原。かつては世を捨てた隠者が住んだ地として知られる里山です。今でもどこか懐かしいのどかな風景が広がります。赤紫蘇は大原の名産品でもあり、紫色の紫蘇畑が点在。京都市内からはバスでアクセス可能で、四条河原町より約45分です。
四季折々の表情を魅せる大原。高野川のせせらぎや青々とした新緑が清涼感たっぷり。
地元産の新鮮食材が揃う「大原ふれあい朝市」
バス停「野村別れ」から徒歩3分にある「里の駅大原」。大原ふれあい朝市は毎週日曜日の6〜9時に開催されるそう。地元大原の生産者が育てた旬の野菜や果物、お惣菜などさまざまな食材が揃います。地元のお客さんだけでなく、プロの料理人の方々も多く朝早くから大にぎわい!
みずみずしさ抜群のズッキーニ。リーズナブルなお値段も魅力。
ビーツやトレビスなどの西洋野菜も豊富。生産者の方自身が販売しているので、野菜の食べ方や特徴を教えてもらいながら買い物を楽しめます。
お料理を華やかに彩るエディブルフラワーやハーブも販売。
こんなに大きなお揚げさんも!旅の最終日に食材を買って帰って自宅でお料理すれば、京都の余韻も一層長く続きますよ。
玉子かけご飯が堪能できる食堂
買い物後のひと休みにオススメなのがこちらの食堂「花むらさき」。地元のお母さん方が作る、大原産を中心とした食材を使った家庭料理がいただけます。市場が開催される日曜の午前中は朝ごはんも用意。
店内の窓からは大原の風景を一望。のどかな里山を眺めながらの朝食はとっておきの癒しの時間に。
ご飯、お味噌汁、お漬物、小鉢、玉子がセットになった「朝膳(520円)」。素朴でやさしい味わいにお腹も心もほっこり和みます。
大原産の新鮮な玉子でTKGに!卵黄はふっくらと弾力があり、旨味とコクが絶妙。まろやかな奥深さがご飯と極上のハーモニーに。日本人でよかったと改めて実感した朝ごはんでした。
豊かな自然に育まれた新鮮な食材が揃う「大原ふれあい朝市」。次の京都旅ではちょっと早起きして、のどかな風景に癒されてみてはいかがでしょうか?
http://www.satonoeki-ohara.com/market/
住所 京都府京都市左京区大原野村町1012番地 里の駅大原
開催日 毎週日曜日(年始休有り)
時間 6:00〜9:00
場所 里の駅大原構内西南
駐車場 里の駅駐車場、里の駅第二駐車場(南向JA奥)
[All photos by Nao]