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何を「ムダ毛」とするかは各国様々。世界のムダ毛処理事情をのぞいてみよう

Posted by: Yoko Nixon
掲載日: Jul 17th, 2018.

日本で「ムダ毛処理」といえば女性向けの言葉としてとられがちですが、世界では男女共にムダ毛を処理する文化が存在します。しかし何を「ムダ毛」とするかは世界各国で様々。シェービングの歴史とともに、世界のムダ毛処理事情を見ていきましょう。

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これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

夏に向けてこの先肌の露出が男女ともに多くなる季節。日本で「ムダ毛処理」といえば女性向けの言葉としてとられがちですが、世界では男女共にムダ毛を処理する文化が存在します。しかし何を「ムダ毛」とするかは世界各国で様々。シェービングの歴史とともに、世界のムダ毛処理事情を見ていきましょう。


人類はいつもムダ毛と戦ってきた!?シェービングの歴史

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

男女共に、毛を剃るという文化が生まれたのは古代エジプト時代にまで溯ります。当時の貴族は貝殻で作った毛抜きを使ったり、蜜蝋と砂糖を混ぜたワックスで脱毛したりする処理方法だったそう。清潔さと美しさのために眉毛以外の毛を全て処理していたというから驚きです。

その後時が経つにつれて男性は清潔さを保つことに加えて、社会的地位の象徴として、また戦いの際に敵に毛を掴まれ不利にならない様に処理をするという文化が生まれました。

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

近年では有名俳優やスポーツ選手などが鍛え上げられた筋肉をより美しく見せるために余計な体毛を処理し、その姿が世界各国で宣伝されたことから、男性も美意識と清潔さを保つためにムダ毛を処理するようになりました。

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

女性のムダ毛処理の文化は常に美しさと結びついてきました。処理をすべきとされたパーツは時代によって変わっていきましたが、近年のムダ毛処理の考えが定着したのは一般家庭で使えるカミソリが普及した1910年代後半、シェービングの大手メーカーが打ち出した女性のための「反脇毛キャンペーン」から始まったと言われています。

1920年代にはノースリーブのドレスが流行したこともあって、より女性を美しく見せるために脇毛は無いほうが良いとされました。その後1940年~50年代にかけて、アメリカでは第2次世界大戦の影響でストッキングに使われるナイロンが不足したため、女性は素足で過ごすことが多くなりました。それと同時に脚の毛を剃るという文化が生まれました。

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

その後ファッションのトレンドがミニスカートに移行する頃にはより多くの肌を露出することとなり、それに伴って脚の毛を処理する範囲も広がり、ファッションの世界的流行と共にムダ毛処理の文化も世界へと広まっていきました。さらには1942年に登場したビキニの流行により、ビキニライン、アンダーヘアの処理が広がっていきました。

では実際に海外では、どの様なムダ毛処理が行われているのでしょうか?

シェービング大国アメリカの男性

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

ムダ毛処理の最先端アメリカでは、男性も高いムダ毛の処理意識があるようです。アンダーヘアの処理に加え、脇毛のトリミング、胸毛の完全処理が人気だそう。男性用のシェービングサロンも国内各地に存在しています。

国によって処理パーツの異なるヨーロッパの男性

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

男性用シェービングメーカーの大手Braunの調べによると、ドイツでは脇毛と胸毛、アンダーヘアの処理、イタリアではドイツの3点に加えてスネ毛の処理、スペインでは胸毛とスネ毛の処理、イギリスでは脇毛と胸毛とアンダーヘアのトリミングが主流だそうです。

日本人男性の間でも浸透してきたトリミング

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

日本人男性の体毛は、欧米諸国の男性と比べて目立ちにくいですが、そんな日本人男性の間でも毛を少なく見せるためのトリミングが徐々に広がってきています。腕や脇、胸毛を適度に処理することで、肌の保護や体温保持といった体毛の役割を残しつつ清潔感を保つ、完全処理をしないグルーマーの需要が高まってきています。

ムダ毛処理最先端のアメリカ人女性とその中で生まれたムダ毛処理をしない文化

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

アメリカは女性をより美しく見せるためのムダ毛処理の考えが生まれた国でもあり、ファッションの流行の移り変わりの中で、女性の体毛の多くをムダ毛としてとらえる文化が今も根強く残っています。しかし、近年はフェミニズム運動の動きが大きくなり、女性が必ず毛を処理しなければならないという考え方はおかしいという意見も広がってきており、それまで剃ることが当たり前とされてきたスネ毛や脇毛をあえて処理しない女性も増えてきています。

美しさと清潔さ重視のヨーロッパの女性

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

ヨーロッパ諸国の女性はアメリカの女性同様、脚、脇、アンダーヘアの完全処理をしている人が多く、特にアンダーヘアの手入れは汗や蒸れを少なくし、より清潔に保つためという衛生面の観点から処理をするという理由もあるそうです。また腕の毛は産毛同様自然に生えているものという考えの人が多く、脚や脇の処理は完璧でも腕の毛はそのままという人も少なくありません。

中国では「ムダ毛」の概念がない!?

これからの季節ちょっと気になる!世界のムダ毛処理事情

中国では脇毛であれ、スネ毛であれ、体毛は誰にでも生える「自然なもの」と考えられており、その場所に毛が生えていることを恥ずかしいと思う概念がありません。西洋の文化的影響を受けてムダ毛処理をする人もいますが、日本や欧米諸国で日常的に行われている除毛や脱毛といったサービスもあまり普及していません。

これからの季節ムダ毛処理の広告を目にする機会も多く、そこに毛が生えていることは恥ずかしい!と思う方もいるかもしれませんが、我々日本人が考えるムダ毛は海外の人にとっては必ずしもムダ毛ではないのかもしれません。これからの季節ちょっと気になる、世界のムダ毛処理事情のご紹介でした。

[All Photos by shutterstock.com]

参照
[mic.com]
[moderngent.com]
[life.laseraway.com]
[philips.co.jp]
[theguardian.com]
[konbini.com]
[ae.braun.com]

Yoko Nixon

Yoko Nixon ライター
高校時代初めてアメリカのテキサス州に留学してから、縁あって大学もそのままテキサスへ。帰国後リーマントラベラーとして暇を見つけては世界各国を旅し、旅と写真の面白さにハマる。現在はアメリカのアーカンソー州在住。目先の目標はアメリカ全州を制覇することです!


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