
家の近所を歩いていたら、デザインが凝ったマンホールの蓋をみつけました。下を向いて歩いていなかったのか、これまで全く気づきませんでした。
何気なくネット検索をすると、昨年末に軽くマンホールブームが来ていたのですね。それなら海外のマンホールはどんな感じなのだろう?と思い、調べてみました。
ハンガリー ブダペスト

知らない外国語もネット検索である程度分かる時代。「ブダペスト 下水処理場 所有物」といったことが書いてあるようです。植物の文様でしょうか。クラシカルな魅力があります。これを使い込んでいくと、青サビが出て、さらに美しいものになります。

ドイツ ミュンヘン

こちらも、「ミュンヘン市下水処理場」といったようなことが書いてあるそうです。子供の修道僧が市の紋章なんだそうです。かわいくもあり、少しぞくっともきます。ミュンヘンの地名の由来にもなっています。
ドイツ グライフスヴァルト

こちらも市の紋章です。鷲とライオンが合体した、知識の象徴グリフォンです。「大学とハンザ都市グライフスヴァルト」と書いてあります。ドイツの紋章はかわいいですね。
イスラエル エルサレム

エルサレムの市の紋章はライオンです。紀元前からライオンを神聖視していた歴史があるせいか、デザインも古代を感じさせます。プジョーのマークとポーズは似ています。
アメリカ ビバリーヒルズ

アメリカは合理的です。とてもシンプルです。
大阪のUSJのビバリーヒルズエリアでも、似たようなデザインのマンホールがあるようです。
タイ バンコク

どこか、ブダペストの文様を思い出すようなデザインです。タイのイメージとはちょっと違って意外でした。素朴ですが、ずっとみていると洗練を感じます。
スイス グリュイエール

チーズで知られるグリュイエール。その旧市街にあるマンホールは石畳の質感と相まってこんなにも芸術的です。天使とヴィーナスでしょうか?うっかり踏むと罰が当たりそうです。
チェコ プラハ

「プラハ下水道」とあります。市の紋章にある3つの塔が描かれていて、メルヘンです。少しミュンヘンと似ています。
日本の凝ったデザインのマンホールとはまた違った個性が、世界のマンホールには描かれていました。
[All Photo by shutterstock]

Shio Narumi ライター
イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。
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