「畑」と「グランピング」がコラボした“ファームグランピング”が楽しめるのは、茨城県の霞ケ浦近くにある「なめがたファーマーズヴィレッジ」。畑の中にグランピング施設があり、目の前の畑で好きな野菜を、好きなだけ収穫して、サラダやBBQにして楽しめる一風変わった“おいしい体験”ができるんです!
廃校を利用した“見て・触れて・食べる”里山の自然を大満喫!
霞ケ浦の北浦を望む、山あいの小高い丘にある「なめがたファーマーズヴィレッジ」。廃校になった小学校などを活用した、白ハト食品工業が運営する農業体験型テーマパークです。広大な敷地内にはいくつもの畑が点在し、各種野菜の収穫体験や農業体験、スイートポテトなどの手作り体験、クラフト作り体験などができるほか、カブトムシがいる森、泥んこ遊びができる田んぼなどと、里山の自然を身体いっぱいに感じられる環境!
そのヴィレッジ内に今年オープンしたのが、コンテナを利用した“ファームグランピング”。宿泊棟がコンテナなので、キャンプ初心者などにも打って付け! きれいに整地された芝生の向こうには畑が広がり、夕食や朝食用に旬の野菜を自分で収穫して料理できる、アウトドアの醍醐味あふれるおいしい体験が楽しめるのです!
目の前に畑が広がるコンテナで魅惑のファームグランピング!
コンテナに宿泊にしてグランピング気分味わえる? と思われた方、そんな心配は一切無用! 写真を見てください!! 地上より一段高くなったウッドデッキ上に設置されたコンテナには、開放感ある大きな窓が備わり、広々としたテラスに加えて屋上まである造り。テラスにはテーブルやチェアも配され畑を一望! ここでBBQや朝食が楽しめるなんて、ちょっとワクワクしませんか。空気が澄んでいるので満天の星空もきれいなんです。
自然の雰囲気を損なわないように、アースカラーでまとめられた客室も素敵。コンテナということを忘れさせる、里山らしいのどかなぬくもりに包まれています。客室にはエアコンや冷蔵庫、ポットなどのほか、Wi-Fiも完備。テレビはありませんが、これは非日常を楽しんでもらいたいという想いから。タオルやドライヤー、シャンプー、ボディーソープなどの各種アメニティーもそろっていますが、シャワールームやトイレは、クラブハウス内にある施設を利用します。
ただし、温泉も楽しめます! ヴィレッジから車で10分ほどの「かんぽの宿 潮来」のお風呂を利用できるのです。しかも無料(宿泊料に込み)! 送迎付き!! なので絶対におすすめ。北浦を一望する天然温泉の湯に浸かれば、極楽極楽・・・
今日の夜は何食べる! 食材を探しに畑へGO!!
夕食はBBQ! といきたいとこですが、その前に好みの野菜を探しに目の前に広がる畑へ。夏ならばトマトやトウモロコシ、オクラ、シシトウなどを収穫でき、トマトに至っては運が良ければ15種類もの銘柄が採れるとか。秋にかけては枝豆やサツマイモ、クリ、ゴーヤなどが。季節や天候によって異なりますが、収穫できる野菜は8種類前後が目安とのこと。
旬の野菜に加えて、手作り燻製チーズや野菜のスープ、国産牛のグリルビーフステーキ、つくば鶏、鹿嶋灘産の魚介類、チーズフォンデュなどと、10種類以上のメニューからなる地元食材を使ったBBQに大満足! ランタンの灯りや頬をなでる風も心地いいんです。
朝食も、朝採れのみずみずしい野菜に加えて、ポタージュやホットサンド、ヨーグルトなどと大充実。大地の恵みたっぷりの“畑をまるごと食べる”ファームグランピングが楽しめます。
テーブルやチェア、BBQコンロ、ランタンなどのプロダクトは、基本的にアウトドアブランド「snow peak」社製を使用。キャンプやアウトドア初心者でも、十分その醍醐味を味わうことができそうです。
やきいもの聖地があるヴィレッジ内を散策
ヴィレッジ内には、行方(なめがた)特産のサツマイモに紐づいた、やきいもの聖地!? としてその魅力を発信する「やきいもファクトリーミュージアム」、採れたて野菜を味わえるイタリアンレストラン、朝採れ野菜がそろうマルシェ、ベーカリーなどもあり、里山の雰囲気を楽しみながら、のんびりと過ごすのがおすすめです
◆なめがたファーマーズヴィレッジ◆
【住所】茨城県行方市宇崎1561
【料金】1泊2食付き1万7750円~(金・土・日曜・祝日・祝前日に宿泊可能)
【CHECK IN/OUT】15:00/10:00
【客室数】6棟
【アクセス】東関東自動車道 「潮来IC」より、県道50号・186号を経由して約20分
【HP】
なめがたファーマーズヴィレッジ[All Photos by なめがたファーマーズヴィレッジ]
TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
【茨城県お土産ランキング】空港や道の駅・SAで買える!干し芋・わら納豆・
Mar 27th, 2024 | TABIZINE編集部
【2024年3月27日更新】茨城空港や道の駅、サービスエリアなどで買える、茨城県のおすすめ土産をご紹介。日本一の生産量を誇る干し芋や、メロンを使ったスイーツやカレー、わら納豆をはじめとした種類豊富な納豆、ご当地プリンなど、定番商品からスイーツ、ちょっと変わったものまで、ほぼすべて実食ルポでお伝えします。人気ランキングもありますよ。
【90秒でわかる「BEB5土浦」ってどんな宿?】現地取材で見つけた魅力と
Oct 23rd, 2023 | TABIZINE編集部
TABIZINE10周年企画、第1弾は星野リゾートとコラボ! 国内55施設の特徴を、現地取材をもとに90秒でわかる厳選編集でお届けしていきます。第42回目は、霞ヶ浦が近い土浦ならでは、サイクリストにうれしい客室も備えた「星野リゾート BEB5土浦」です。伝説のスイーツ「メロンまるごとクリームソーダ」や、自転車のペダルをこいで作るスムージーなど、遊び心溢れるグルメにも注目!
【秋イベント】日本最大級のサイクリングリゾート『プレイアトレ土浦』でクラ
Oct 5th, 2023 | TABIZINE広告部 【PR】
プレイアトレ土浦では、国内最大規模の観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン」に合わせた企画を2023年10月1日から開催中! 茨城DCのキャッチコピー『体験王国 いばらき』を体感できる、「アウトドア・食・新たな旅のスタイル」をテーマにしたイベントを開催します。今回は、ビールと食を満喫できる「TSUCHIURA Cheers Festival2023」、自転車とキャンプをテーマにした旅イベント「BIKE&CAMP KANTOU23」、サイクリングとグルメを楽しむ「いばらきK1ライド2023」を紹介します。
鉄道好きの絶景グルメ旅【4】水郡線編 四季折々の田園風景と「しゃも弁当」
Sep 23rd, 2023 | 伊藤 宏美
鉄道好きで鉄道写真のために全国を回る写真家の伊藤宏美が、カメラを持って出かける「鉄道好きの絶景グルメ旅」。各地で見つけた絶景や絶品ローカルグルメなど、素敵な出会いを紹介します。今回は茨城県と福島県を走る水郡線の旅です。
【9月ベストシーズンの国内旅行先】茨城県の栗・千葉県の梨・愛知県のぎんな
Sep 20th, 2023 | TABIZINE編集部
この連載では、毎月、その月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先をピックアップしていきます。9月第3週は、そのときが旬のグルメをチェック! 鮭がおいしい「北海道」、戻り鰹が豊富な「宮城県」、栗の生産量日本一の「茨城県」、梨の生産量日本一の「千葉県」、ぎんなんの名産地「愛知県」を紹介します。
伝説の“メロまるクリソー”が1年中食べられるホテルに泊まってみた【星野リ
Sep 7th, 2023 | わたなべ たい
“メロまるクリソー”って知ってますか? 日本最大の音楽フェスで1日に3,000個も売れたことがある伝説のスイーツ! 冷凍されたメロンを丸ごと使い、くり抜いた種の部分にはたっぷりのソーダにバニラアイスをトッピング。そんな「メロンまるごとクリームソーダ」を食べることができるホテルは、とってもルーズな!? 遊び心あふれるホテルなんです。
【茨城空港おすすめ土産】べにはるかの自然な甘さが凝縮!「干し芋」実食ルポ
Jul 30th, 2023 | Yui Imai
台湾旅行にも便利な茨城空港。このシリーズ記事では、茨城空港で購入できるおすすめ土産をひとつずつ実食ルポでお届けします。第五回は、甘みの強い「べにはるか」をつかった干し芋です。実は茨城県は干し芋の生産量が日本一。空港内のお土産ショップでも、いろいろな種類の干し芋が販売されています。
【茨城空港おすすめ土産】ご当地カレー「メロンカレー」ってどんな味?実食ル
Jul 23rd, 2023 | Yui Imai
台湾旅行にも便利な茨城空港。このシリーズ記事では、茨城空港で購入できるおすすめ土産をひとつずつ実食ルポでお届けします。第4回は、茨城ご当地カレー「メロンカレー」です。実は茨城県はメロンの生産量が日本一。でも「メロンのカレーっていったいどんな味?」と、気になりますよね。詳しく紹介します。
【茨城空港おすすめ土産】職人が手作りする伝統銘菓!素朴な甘さの「吉原殿中
Jul 16th, 2023 | Yui Imai
台湾旅行にも便利な茨城空港。このシリーズ記事では、茨城空港で購入できるおすすめ土産をひとつずつ実食ルポでお届けします。第3回は、水戸伝統の銘菓「吉原殿中」。昔から変わらず職人さんが手作するこのお菓子は、素朴な懐かしい味わいで、幅広い世代の方に喜んでいただけそうなお土産です。
【茨城空港おすすめ土産】旨味が凝縮!昔ながらの製法で作られた「わら納豆」
Jul 9th, 2023 | Yui Imai
台湾旅行にも便利な茨城空港。このシリーズ記事では、茨城空港で購入できるおすすめ土産を一つずつ実食ルポでお届けします。第2回は、茨城の名産品・水戸納豆。なかでも昔ながらの製法で作られた伝統的な「わら納豆」はインパクトのある見た目で、旨味がぎゅっと凝縮されていてご飯がすすみます。