日本の都道府県にはさまざまな見どころがあります。全国各地、繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいはず。
そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、その中からTOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムで採点し、集計して独自ランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は愛知編です。
第5位・・・豊橋の路面電車(15.0ポイント)
最初は、豊橋の路面電車がランクインしました。豊橋とは愛知県東部、静岡県との県境近くにある町で、静岡県の浜名湖も目と鼻の先にあります。知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾に面する自治体で、市の中心部には町のシンボルとして路面電車が走っており、その路面電車を推す声が目立ちました。
「豊橋はチョコレート菓子・ブラックサンダーの町。電車にもブラックサンダーバージョンが!」(石黒アツシ)
豊橋鉄道にはレトロな車両から、ブラックサンダーバージョンの車両、純国産のモダンな全面低床車両(LRV)に至るまで、魅力的な路面電車が走っています。路面電車が走っている町は、それだけで旅情を誘いますよね。個人的にもうれしいランクインでした。
第4位・・・渥美半島ドライブ(16.5ポイント)
渥美半島ドライブが第4位にランクインしました。渥美半島は知多半島と共に三河湾を作りつつ、一方で遠州灘の風浪を受け止める半島です。
といったコメントと共に、渥美半島を愛知県No.1の観光地と推す声もありました。
という声も。愛知県東部、あるいは静岡県西部を旅行する際には、半島の先端まで足を延ばしたいですね。
第3位・・・大須(17.1ポイント)
大須観音
第3位は名古屋市内の大須エリアがランクインしました。名古屋市の中央区にある1,200ほどの店舗が密集した商店街で、古着店からメイドカフェ、グルメショップに大須演芸場まで、多種多彩なカルチャーが共存するエネルギッシュなスポットになっています。
というコメントとともに、大須を愛知県No.1の観光スポットと推す声もありました。他には、
などと、サブカルを評価する声もたくさん。大通りから路地裏に至るまで、あれこれ開拓したいですね。
第2位・・・名古屋城(17.7ポイント)
第2位には定番の名古屋城がランクインしました。戦災で焼失した名城の復元工事が進む最中ですが、金のしゃちほこ(金しゃち)はあまりにも有名ですよね。お城周辺の公園の雰囲気も素敵です。
「名古屋のシンボル」(青山沙羅)
などと、やはり定番のスポットととして評価されている様子。天守閣の復元工事は2022年に竣工予定(目標)です。そのころにはまた大きな盛り上がりを見せそうですね。
第1位に行く前に・・・番外編
愛知でも番外編を紹介します。番外編とは、票を入れるライターが他に1人も存在しない状況下で、誰か1人でも最高評価を与える観光地があったら紹介するコーナー。愛知編では熱田神宮、佐久島、豊川稲荷の声がありました。
熱田神宮
熱田神宮は日本を代表する神宮の1つで、その知名度は全国区ですね。
というコメントとともに、愛知県No.1の評価がありました。
佐久島
佐久島は三河湾に浮かぶ離島。
というコメント共に、最高評価をする意見がありました。
豊川稲荷
最後は豊川稲荷。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など天下人も訪れたとされる日本三大稲荷の1つです。
といった評価もありました。
第1位・・・名古屋テレビ塔(19.5ポイント)
数々の観光地を抑えて第1位に輝いた観光地は、名古屋テレビ塔でした。名古屋城と同じく、名古屋のど定番のシンボル的存在ですが、
というコメントと共に、同地を愛知県No.1の観光スポットに推した声もありました。地上180mの高さを誇る塔の内部にはスカイバルコニー、スカイデッキなどもあり、ショップもいろいろ入っています。初めての名古屋タウンの観光では、欠かせないスポットですね。
以上、プロの旅ライターが選ぶ愛知県の観光地トップ5になりますが、いかがでしたか? 他には尾張の犬山城、奥三河の香嵐渓などを推す声も目立ちました。見どころの尽きない愛知県。繰り返し訪れたいですね。
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●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地
●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日
●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)
●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター