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2018年10月、JALエコノミークラスの東京〜ニューヨーク直行便の機内食ルポです。
本格的な秋の旅行シーズン、さてさてJALの機内食は何が出るのでしょうか。「食事に力を入れている」JALだけに楽しみですね。
また、機内で見かけることが少ないキッズミールは、大人でも気になりませんか。そこで今回は、お子様連れ(4歳女子)で旅行された方から写真をご提供頂きました。かなり凝っているので、大人も食べたくなりますよ。
JAL国際線エコノミークラス 機内食のメニュー
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メニューを眺めるのって楽しいですよね。何が出るかなあとワクワクして。過去の機内食はすっかり忘れて、想像が膨らみます。
10月は、ハヤシライスか親子丼。料理コンペティション「RED U-35」に選ばれたファイナリスト6名による機内食。ハワイ・グアム・中国・韓国・台北・高尾・深夜便などを除く日本発便での提供です。
ディナー(夕食)のハヤシライス
正直味を覚えていないという程度の印象のハヤシライス。理由は他にもあるのですが、後述。デザートのチョコレートムースは完食。
JALもANAもデザートは、ハーゲンダッツのヴァニラ。王道でハズレなしと無難ですが、たまには抹茶とかラムレーズンとか出れば良いのなと欲張ってしまいますね。
ブレックファースト(朝食)は吉野家の牛丼
到着前のブレックファースト(朝食)は、有名店とコラボメニューのAIRシリーズ。今回は、吉野家の牛丼です。日本を名残惜しく思いつつ食べる牛丼は、格別。ニューヨークの吉野家は遠い昔にあったそうですが、撤退しましたしね。
牛丼は、たまごのせ(真空パック入りのだし醤油たまご)の豪華版。JALの機内食でも人気の高いメニュー。同行のお子さん(4歳女子)もかなり気に入り、シェアしたそうです。
前回の記事でのJALのAIRシリーズは「トリュフの香りの混ぜそば鶏油Soba」でしたね。
JALエコノミー 東京羽田 → ニューヨークのキッズミール(チャイルドミール)
事前予約が必要なキッズミール(チャイルドミール)、何が出るのか楽しみですね。アメリカでは、子供用の食事はキッズミールと言いますが、JALではチャイルドミールと呼びます。
ディナーは、可愛い過ぎるキャラ弁
対象年齢が2歳以上12歳未満のチャイルドミール。おお、キャラ弁だ!可愛い!ディテールに凝っているではないですか。さすが日本!人参が嫌いでも、飛行機型なら食べてしまいそうですよね。いちごのスティックケーキにたべっ子どうぶつ、デザートには生クリームが絞ってあるプリンとはテンションが上がりますよね。プリンからワンちゃんが転がり落ちそうなところは、ご愛嬌。大人用よりむしろチャイルドミールが食べたいと思うのは、筆者だけではないはず。
お子さんは見た目に「わー!」と喜ぶものの完食するわけではないので、「なんて可愛いキャラ弁」と密かに心を奪われていた親御さんが残りを食べることになります。大人用の機内食ハヤシライスを残したのは、チャイルドミールでお腹いっぱいになってしまったからだそうです。
ブレックファースト(朝食)は炭水化物攻撃
チャイルドミールのブレックファースト(朝食)。残念ながらデコっておりませんが、こちらも良い感じ。
個人的には、タカナシヨーグルトにグッときますね。サンドイッチに焼きおにぎりと炭水化物攻撃入っていますが、パン派とご飯派に子供の好みが分かれることを考慮してのことかもしれません。実際に今回のお子さんはパン派で、おにぎりは食べなかったようです。バナナは丸ごと1本。大人並みのボリュームです。
JALエコノミー ニューヨーク → 東京羽田のキッズミール(チャイルドミール)
さて、ニューヨーク発のチャイルドミールはいかがでしょうか。チキンナゲットにフレンチフライ、パスタ、りんごジュースと、子供の好きなものは取り敢えず入っています。でも見た目のプレゼンテーションは、やっぱり日本発に劣りますね。アメリカのレストランのキッズミールもこんな感じです。取り敢えず、子供の三種の神器チキンとフレンチフライとパスタを出しておけば、どれかは好きだろう的なザックリ加減。
日本発便のキッズミールのレベルは高い
なかなか見る機会のない、キッズミール。同じJALでも、日本発と海外発では内容が異なります。日本発はやはり、レベルが高いですね。年末年始お子様を連れての海外旅行を考えている方には、参考になったのではないでしょうか。子供のみならず、親も食べたくなるキッズミール。機内で、一緒にいただくのが楽しみですね。
[All photos by Picomama]
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