すぐマネできる! フランス流マロンクリームの簡単デザート3選

Posted by: sweetsholic

掲載日: Nov 3rd, 2018

秋のパティスリーを彩る、繊細なマロンデザート。栗と砂糖をベースにした「クレーム・ド・マロン(マロンクリーム)」を使えば、自宅でも気軽に楽しむことができます。ご家庭で作れる、フランスの簡単マロンデザートをご紹介します。


(C) sweetsholic

秋のパティスリーを彩る、繊細なマロンデザート。栗と砂糖をベースにした「クレーム・ド・マロン(マロンクリーム)」を使えば、自宅でも気軽に楽しむことができます。

ご家庭で作れる、フランスの簡単マロンデザートをご紹介します。

マロンクリームはどこで買える?

当地では、スーパーのジャム売り場に1年中並んでいる「クレーム・ド・マロン」。やわらかく煮た栗をペースト状にした、濃厚で甘みの強いマロンクリームです。和菓子の栗餡に近いイメージでしょうか。

バニラがほんのり香るものなど、メーカーにより味が少々異なります。日本国内では、成城石井やカルディなど輸入食品を扱う食品店や、「TOMIZ(富澤商店)」などの製菓材料専門店で入手できます。

お次はクレーム・ド・マロンを入手したらすぐに作れる、フレンチスタイルのマロンデザートをご紹介!

材料を盛り付けるだけの「クープ・モンブラン」

深めのグラス(クープ)にサクサクのメレンゲ、マロンクリーム、ホイップクリームをたっぷり盛り付けたボリューム満点の「クープ・モンブラン(Coupe Mont-Blanc)」。フランスのビストロ(カジュアルなレストラン)でお馴染みのデザートです。

バニラアイスやチョコシロップを添えて供されることも。このスタイルなら、おうちでも気軽に「モンブラン」が楽しめますね! 

ご自宅で作るときには:メレンゲが手に入らないときは、コーンフレークで代用してみましょう。

おうちデザートの定番「ヨーグルト&クレーム・ド・マロン」


(C) sweetsholic

ヨーグルトにマロンクリームを添えただけのシンプルな「ヨーグルト&クレーム・ド・マロン(Yaourt à la crème de marrons)」。現地のスーパーでは瓶やカップデザートで売られているぐらい、フランス人の食生活に根付いている定番デザートです。

柔らかな酸味のクリーミーなヨーグルトと、リッチな甘さのクレーム・ド・マロンは好相性! エスプレッソが欲しくなる、爽やかなおいしさです。

ご自宅で作るときには:ギリシャヨーグルトに、または水切りヨーグルトにお好みの量の砂糖を加え、クレーム・ド・マロンを添えてみてください。

クレーム・ド・マロン × ショコラ

リッチで滑らかな「フォンダン・オ・ショコラ」にクレーム・ド・マロンを加えて焼き上げたり、フランスのクリスマスに欠かせない「ブッシュ・ド・ノエル」には、クレーム・ド・マロンに溶かしたチョコを混ぜ込んだバタークリームで仕上げたりと、チョコとマロンも人気の組み合わせです。両者が出合うことで、独特の口当たりに。

このほか、フランスの家庭では、クレープにクレーム・ド・マロンを塗って食べたりも。クレープ専門店のクレープリーでも必ず見かけるフレーバーです。

トーストやパンケーキに、ラム酒を少々加えてよく混ぜたクレーム・ド・マロンを塗ってもおいしいですよ! 秋だけでなく1年中楽しめる、栗好きにはたまらないクレーム・ド・マロン。ぜひ活用してみてくださいね。

[Photos by Shutterstock.com] 

PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

SHARE

  • Facebook