イスタンブール新市街の定番観光スポット、イスティクラル通り。この通りのボスポラス海峡側の坂を下ると、そこはジハンギル(Cihangir)というエリア。個性的なカフェがたくさんあり、アーティスティックな若者が多く集うジハンギルで見つけたカフェ「Coffee Jupiter」をご紹介します。

シックな外観

宇宙を思わせる黒がベースのお店の外観です。

扉に書かれてある、「everyday a new discovery」は、日替わりのフィルターコーヒーを得意とするCoffee Jupiterのスローガンで、みんなが日々いろんなコーヒーを楽しんでいろんな発見があるように、という店主の思いが込められています。

宇宙空間のような店内

店内は宇宙好きの店主自らがデザインを手がけた、コスミックな空間が広がっています。

壁に飾られている宇宙の切手はどれも一枚一枚異なっていて、宇宙好きの店主が小さいころから集めていたものだそうです。旧ソ連時代のものもあり、マニアックぶりがうかがえます。

床面の模様や、壁面のアートも宇宙を思わせる内装で統一されています。本も宇宙系の本ばかり。どの席を選んでもたっぷり宇宙を感じることができる空間です。

定番のカフェメニューから手作りクッキーまで

日替わりフィルターコーヒーのほか、定番のカフェメニューもあります。ふんわりとした舌触りがなめらかなカプチーノや、ラテアートが可愛いカフェラテは人気メニュー。

あま～い香りが食欲をそそる、天体のように丸いクッキーはJacqueline Cokkieといい、ベルギーチョコとたっぷりのバターが味の決め手になっています。コーヒーとの相性が抜群。コーヒーやクッキーは持ち帰りもできます。

おわりに

宇宙好きの店主は、実は大の日本好き！Coffee Jupiterを訪れたら、宇宙話と日本の話に花が咲くこと間違いなし！ジハンギルの心地よい宇宙空間にぜひ足を運んでみてください。

[All photos by (c)Zon]

Zon

zon ライター

トルコ イスタンブールの魅力を発信しています。奈良に近い大阪で育ち、神戸で学び、ロシアに留学し、色んな国に旅した末、イスタンブールに辿り着きました。ガイドブックには載らないけれど魅力的なスポットなど、歴史もトレンドも交えてご紹介していきます。