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缶詰誕生のきっかけは、歴史に名を残すあのフランス人!【フランス小ネタ連載】

Posted by: sweetsholic
掲載日: Jan 3rd, 2019.
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ほうれん草にもやし、ラビオリに牛肉の赤ワイン煮、前菜やおつまみにぴったりのオシャレな魚介類の缶詰まで、フランスにはさまざまな缶詰が揃います。瓶や缶による食品保存法が古くから発達しているから、というのもその理由のひとつでしょう。


きっかけは「栄養のある、おいしいもので敵に勝つ!」

缶詰誕生のきっかけを作ったのは、フランス革命とナポレオン戦争で歴史に名を残すナポレオン・ボナパルトです。ヨーロッパ周辺国に遠征するたびに、食料補給の問題に悩まされていたナポレオン。

当時の長期保存食品は、塩漬けや燻製、酢漬けを中心としたもので、味が悪く腐敗も多かったそうです。ナポレオンは兵士たちの士気を高め、勝利に導く重要なもののひとつが、栄養豊富でおいしい食べ物だと考えました。食料の長期保存のアイデアを公募したところ、1804年にニコラ・アペールがガラス瓶に食品を入れて加熱殺菌する「瓶詰め」を考案しました。

瓶詰めの発明は画期的だった

日本製缶協会のホームページを見てみると、瓶詰めがいかに画期的なものだったかが分かるエピソードが、1809年2月1日付けの当時のフランスの新聞『ヨーロッパ通信』より次のように記されています。

アペールは季節を容器に封じ込める技法を発見した。この技法を使えば、季節に影響なく、春夏秋がびんの中で訪れ、農産物が畑のある状態で保存できる

瓶詰めという新たな発明は、船の中で長い期間を過ごす海軍が陥りやすい、ビタミンC欠乏による壊血病の防止に役立ったそうです。そんな画期的な瓶詰めでしたが、ガラス瓶は重くて割れやすいという欠点も。そこで新たな発明品が誕生することになります。

缶詰を発明したのはイギリス人

アペールが1810年に、食品保存技術を記した本を出版。英語やドイツ語などに翻訳されると、同じ年にイギリスの商人ピーター・デュランドがブリキ缶による食品保存法を発明・特許を取得します。これが現代につながる、缶詰の発明というわけです。

結果的に缶詰を発明したのはフランス人ではありませんでしたが、ナポレオンそしてアペールあっての発明と言えるでしょう。ちなみにフランスは、現在も瓶詰めのラインナップが非常に豊富です。

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sweetsholic

sweetsholic ライター
海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

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