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フランス旅行の定番といえばパリですが、夏はビーチで楽しむために多くの人が訪れる避暑地として人気のあるニース。
ですが、冬にニースで行われる、知る人ぞ知る「ニースカーニバル」の時期も多くの人が集まります。2月中旬から3月上旬にかけて、町中がお祭りムードに包まれる一大イベントの全貌を公開!
太陽の街ニースの真冬が大熱狂!「ニースカーニバル」
ヨーロッパ3大祭りの一つにも数えられる、約130年の歴史を持つニースカーニバル。毎年100万人もの人が冬のニースに集まるほどの一大ビッグイベントです。

2016年の「メディアの王様」がテーマの年
ちなみに2019年は2月16日〜3月2日の開催です。毎年テーマが決まっていて、2019年のテーマは「シネマの王様」。ここ最近は『〜の王様』がテーマになることが多いようです。
カーニバルは大きく3つのパレードに分かれていて、どのパレードが見られるかは日によって変わるので、プログラムは要チェックですよ!
ニースカーニバルを盛り上げる3つのパレード
フラワーパレード(花のパレード)

昼間に行われる花のパレードはコートダジュール産の美しい花をはじめ、香り高い花々で飾り付けられたフロートが海岸沿いの道、プロメナード・デ・ザングレ(Promenade des Anglais)を進んでいきます。

フロートを眺めるだけでなく、フロートに乗った花の女王が投げる花をキャッチするのも楽しみの一つです。ニースでよく見られるミモザも投げられます。キャッチできたらラッキー!?
カーニバル・パレード・オブ・ライト

一番盛り上がる夜のパレードで、テーマに沿ったフロートがニースの中心部にある、マセナ広場を目指して進んでいきます。
フロートはとてもユニーク!フランスらしく、少し皮肉っぽい愛らしいキャラクターのようなフロートが賑やかな音楽に合わせて進んで行きます。

もう、これを見ているだけで、自然と踊り出してしまいます。
このカーニバル・パレード・オブ・ライトの日は紙吹雪やテープが舞い、マセナ広場がパーティ会場のようになります。盛り上がる準備を忘れないでくださいね。
カーニバル・パレード

こちらは夜のカーニバル・パレード・オブ・ライトで出てきたフロートが昼間に登場するパレードです。夜のパレードの盛り上がりにも引けを取らないぐらい、昼間も盛り上がります。
時間は夜より少し短いようでしたが、真っ青な南フランスの青空の下、太陽に負けずに盛り上がりたくなること間違いなしです。
カーニバルをもっと楽しむために・・・

特設の観覧席(指定席)と立ち見席の2パターンがあります。値段は立ち見席の方が安く、フロートを近くで見たいという人や思いっきり踊りたいなんて人にはオススメですが、ゆっくり見たい人には指定席がオススメです。ちなみに、仮装をして行くとカーニバル・パレード・オブ・ライトとカーニバル・パレードの立ち見席が無料という特典も!
もちろん、指定席でも紙吹雪や紙テープ等々・・・いろんなところから飛んできて、(隣に座っている人からということも!?)この空間にいるだけで、お祭り気分で常にワクワクしてしまいます。
紙吹雪やスプレーなど、カーニバルをさらに盛り上げてくれるアイテムを持参することも忘れずに。
ぜひ、この南フランスの陽気なカーニバルを肌で感じてみてくださいね!
aya ライター
海、山、岩と、とにかく自然と遊ぶのが大好きで、常にワクワクすることを探し世界を旅するバックパッカー。世界一周、フランスでのワーキングホリデーを経験し、渡航国は33カ国。砂漠に、火山に、野生動物との出会い・・・旅したからこそ出会えた人、見えたもの、知れたことなど発信していきます!
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