
海外のセレブリティシェフたちの間でここ数年、人気が高まっている「MISO」。お味噌のことです。日本発のスーパーフードとして注目されており、海外のフード雑誌やSNSなどでも斬新なMISO料理が目立ちます。アイデア満載、海外流、お味噌の使い方とは?
MISO人気のヒミツとお味噌の使い方

海外の食に関心の高い人たちの間でキーワードとなっている「UMAMI」(※詳細は「【日本発祥の意外なもの】甘味・酸味・苦味・塩味と並ぶ『UMAMI』」をご覧ください)。料理にうま味をプラスしてくれるお味噌は、海外で注目されている食材のひとつです。
食に関心が高くても「味噌汁は出汁の取り方が分からない、難しい」という人も多いせいか、ドレッシングにディップにスプレッドなど、洋風料理に合わせた使い方が目立ちます。続いて、具体的な使い方をご紹介しましょう!
生春巻きのディップ

酸味を効かせたナンプラーベースのピリ辛ソース、あるいはスイートチリソースで食べることが多い生春巻き。みそに酢やレモンなどを加えて作る和風ディップも人気があります。ヨーグルトやマヨネーズを加えて、クリーミーに仕上げることも。
サンドイッチのスプレッド

辛子マヨネーズの代わりに、みそ&マヨネーズ、みそ&ピーナッツバター、みそ&白ゴマのペースト、みそ&クリームチーズなどを組み合わせた“みそスプレッド”でサンドイッチに。具はチキンやツナだけでなく、香ばしく焼き上げた豆腐を挟んだベジタリアン仕様にすることも。
肉や魚料理、丼物のソース

みそにお酢やみりん、しょう油やおろしショウガなどを加えて軽く煮詰めたミソソースは、肉や魚料理に、あるいは温野菜サラダのドレッシングとしても。ミソソースやミソベースのドレッシングは、海外流の丼物「◯◯ bowl」のソースとしても人気です。
マリネやオーブン焼き

チキンやサーモンなどをみそをベースにした“ミソマリネ”液に漬け込み、オーブンで焼き上げるオーブン料理。いわゆる味噌漬けです。ミソマリネのサーモンは西京焼きにヒントを得ている模様。

米ナスを思わせる大ぶりのナスにミソグレーズ(みそベースの甘いタレ)をかけた、ナスのみそ焼き風も人気。こちらはベジタリアン向けのレシピとして紹介されることが多いです。確かに大きなナスで作ったみそ焼きなら食べごたえ十分!
いかがでしたか? 斬新なお味噌の使い方をご紹介しました。その土地で手に入る材料を使い、欧米人のテイストに合わせたMISOの使い方は面白いですよね。
とは言え、調べてみると元になっているのは「豚肉の味噌漬け」であったり「茄子田楽」だったりと、和食を元に海外風にレシピをアレンジしているようです。
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