カナディアン・ロッキーの山腹にどっしりと構える、フェアモント・バンフ・スプリングス・ホテル。古城を思わせる印象的な外観はもちろん、中の造りも豪華で、落ち着いた威厳が漂います。施設内には、ゴルフ場やフィットネスクラブ、ボーリング場まで完備する、広大なスケールの贅沢リゾートホテルです。いつまでも忘れられない旅の思い出を実現させましょう。
カナダ屈指の歴史ある高級ホテル
19世紀後半、カナダ太平洋鉄道社がカナダを横断する鉄道建設をスタートさせました。同社がそれと併行して手掛けたのが、鉄道の主要駅に展開するホテル事業です。元々温泉が湧いていたことで、保養地として人気のあったバンフにもホテル建設計画が進行します。
このバンフ・スプリングス・ホテルは、お城のような佇まいですが、最初から滞在型リゾートホテルとして建てられました。1888年、最初に建設された当時の建物は家事で全焼してしまい、現在のホテルの外観として新しく建てられたのは、1928年のことだそうです。
写真映えしすぎる圧倒的な存在感
まるでカナディアン・ロッキーの山々に抱かれるように堂々と構えるバンフ・スプリングス・ホテル。ロッキーの山間を蛇行するボウ川が滝となっている景勝地、ボウ滝を見下ろす様に佇んでいます。ホテルからは、カナディアン・ロッキーの渓谷美、その向こうにランドル山が望めます。ホテルの中からも外からも、どこを切り取ってもフォトジェニックな景色が広がる場所です。雪景色も夏の景色もどちらもとても絵になります。
豪華な迷路に迷いこんでしまったかのようなホテル内
総客室数750部屋以上という規模を誇る館内は、中を歩いているだけでも大きな美術館か博物館の中にいる感覚になります。
豪華な大理石造りの内装や中世のダンスホールを思わせるホール、古城の中かと錯覚しそうになるアンティークな内装は、ホテル内を歩き回るだけでも見どころがたくさんです。
建物の造りが複雑で、いくつもの方角に分かれて建物が建っているので、散策している間にどこを歩いているのか分からなくなってしまう事も。廊下には、ところどころに館内マップがあるので、確認しながら歩きましょう。
落ち着きのあるシックな客室
室内はシンプルでシックなインテリアにまとめられていて、居心地の良さと贅沢さが混ざり合う空間となっています。室内でゆっくり過ごしたくなるような、でも景色を眺めていると外に出て空気を感じたくなるようなワクワクが止まりません。
大絶景を望み、澄んだ空気の中で食事する贅沢
ホテルでは、いたるところでカナディアン・ロッキーの偉大な空気を感じることができます。館内には10か所以上ものレストランやカフェ、バーがあるので、目的に合わせた食事スタイルを選ぶことができます。大自然の澄んだ空気に包まれながら、リラックスした食事を楽しめます。
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minacono ライター
日本とカナダで観光業界に勤務。旅行会社、現地ツアーオペレーター、航空会社、観光局、いろんな分野で旅と関わってきました。現在はフランス在住。美味しい食べ物とお酒がうまく出会った時すぐ感動する。犬好き。でも猫みたいな性格に憧れる。
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