海外に住んでいると、日本って〇〇なんだってねという、その人がどこからか聞いてきた日本のイメージの話になります。今回は、筆者の住むフランスで、フランス人から言われた日本人の食事のイメージについて紹介します。
日本人は毎日とは言わないまでも、頻繁にお寿司を食べている
フランスでは、和食の代名詞と言えば、寿司。若者を中心に、お寿司が大好きというフランス人も多く、びっくりするほどのお寿司屋さんがフランスにはあります。フランス人の中で、日本人は毎日と言わないまでも、週に何度かお寿司を食べているというイメージがあるそうです。
フランス人の中には、お寿司が日本のソウルフードと思っている人もいるので、日本人は週に何度もお寿司を食べないと言うと、驚かれます。
お寿司と言えば、鮭とマグロと海老
フランスで食べられるお寿司といえば、鮭とマグロ、海老しかないと言っていいほど。そんなフランスのお寿司に食べ慣れたフランス人は、日本のお寿司も同じものだろうと思っているようです。
また、アメリカのようにフランスでもお寿司や巻き寿司にアボカド、そしてチーズが使われることが多く、フランスのお寿司は、フレンチ化しています。
日本食はヘルシーなものしかない
和食はヘルシーというイメージがフランスでは浸透しています。少し前は、こんにゃくはカロリーが奇跡的に低いということで、ちょっとしたブームになったほど。実際、和食はヘルシーですが、日本人はヘルシーなものしか食べないかというと、そうではありませんよね。
日本人は、結構揚げ物も食べるし、ファーストフードもいっぱいあるよと話すと、びっくりされます。
お肉をあまり食べない
島国日本では豊富に魚が獲れるということは有名です。日本人は魚を多く食べて、お肉はあまり食べないというイメージが、多くのフランス人にはあるようです。
日本旅行をしたあるフランス人は、日本にはお肉料理があまりなくて、帰る頃には、すごくお肉料理が恋しかったと話していました。
それを聞いた時、日本人はお肉料理を結構食べるけど、一体日本で何を食べてきたんだろうと不思議に思いました。よくよく聞いてみると、お肉料理というのは、フランス人にとってはステーキのような肉の塊。日本の細切れ肉を使った料理は、肉を食べた気がしないのだそうです。
外国に住み、現地の人と話してみると、日本をこんな風に見ているのだと面白い発見があります。
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