【台湾】台南グルメ「牛肉湯」は並んででも食すべし!超人気店「文章牛肉湯」

Posted by: 金子 愛

掲載日: Apr 8th, 2019

「牛肉湯(牛肉スープ)」は、台南でしか食べられない激ウマご当地グルメ。今回、数ある実力店の中から選んだのは、地元民が愛してやまない「文章牛肉湯」。市内から離れた場所にありながらも、24時間行列が絶えない人気店です。「牛肉湯」と共に頂きたい、牛づくしメニューも併せてご紹介します!

文章牛肉湯_牛肉湯01

台南ご当地グルメ「牛肉湯」とは!?

文章牛肉湯_牛肉湯02

「牛肉湯」と書いてニューロウタンと読む。”生の牛肉”をスープに入れていただくというシンプルなこちらの料理は、台南を代表する伝統的な朝食です。これは牛肉の産地から近く、新鮮な食材を毎日仕入れることができる台南ならではの逸品。

一日中、行列が絶えない!超人気店「文章牛肉湯」

文章牛肉湯

台南名物「牛肉湯」のおすすめ店を聞くと、必ずと言っていいほどその名があがる「文章牛肉湯」。元々は漁師だったというオーナーが第一号店を創業したのは今から20年以上前のこと。きっかけは自身の漁船が火事で焼けてしまい職を失ったことだったと言います。当時漁師の間で食されていた「牛肉湯」のあまりの美味しさに惚れ、作り方を一から学んだのだそう。市内からやや離れた場所に位置し、決してロケーションが良いとは言えないこちらのお店。それにもかかわらず24時間いつ来ても長蛇の列、最低でも20分待ちという人気ぶりです。

味の決め手は”旨味”!噂の「牛肉湯」を、いざ実食!

文章牛肉湯_牛肉湯03

まずはスープを一口、おおおお!牛骨の出汁がたっぷりとにじみ出てますね。ほのかな甘さを感じるのは、たまねぎを丸ごと入れて長時間煮込んでいるからだそう。加えて漢方も入っていてとってもヘルシーです。味変として”米酢”を少し入れるのもおすすめ。より一層臭みを消し、旨味を引き立ててくれますよ。そして牛肉、最近日本では生肉を食す機会も大分減ってきましたが・・・どうですか?このパーフェクトピンク!スライスした肉はほんの数秒間スープにくぐらせるだけという、この絶妙なレア感がたまりません。「牛肉は鮮度が命!」なのだと身をもって実感。

文章牛肉湯_牛肉湯_ソース

生姜の千切り・豆板醤を混ぜたソースに、牛肉をつけていただいても美味。生姜でリフレッシュ、豆板醤のピリ辛さが食欲をそそりご飯がいくらでもすすみます。

まだまだ食べたい、一押しの品々

せっかく来たのですから、「牛肉湯」だけ食べて帰るなんてもったいない!台南ならではの絶品レアメニューを大公開します。

牛肉燥飯

文章牛肉湯_牛肉燥飯

台湾を代表するかけご飯と言えば、豚肉を甘醤油で煮込んだ「魯肉飯」。しかしこちらは豚肉ではなく、”牛肉”を使った「牛肉燥飯」と呼ばれる料理です。

麻油牛肉

文章牛肉湯_麻油牛肉

こちらも台南でしか食べられない「麻油牛肉」。ごま油でサッと炒めた牛肉は、これ又レア。生姜がたっぷりのせられていて後味さっぱり!

鮮度抜群の牛づくしメニュー、いかがでしたでしょうか?ちなみに「牛肉スープ」は数量限定メニュー、スープが終わり次第終了なので朝早めの来店がオススメ。台南を訪れる際は、ぜひとも味わってみて下さい!
 

「文章牛肉湯」
住所:708 台南市安平區安平路590號

24時間営業
Web:http://www.winchangbeef.com.tw/big5/index.asp

[All Photos by Ai Kaneko]
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PROFILE

金子 愛

Ai Kaneko 暮らし旅ライター

【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。

【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。

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